文春文庫<br> アクティブメジャーズ【新カバー版】

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文春文庫
アクティブメジャーズ【新カバー版】

  • 著者名:今野敏【著】
  • 価格 ¥800(本体¥728)
  • 文藝春秋(2023/11発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167905453

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内容説明

【2023年11月8日より、カバーが変更となりました。内容には変更ありませんので、ご注意のほど、お願いいたします。】

公安刑事・倉島の活躍を描くシリーズ第四弾!

「ゼロ」の研修を受けた倉島に先輩公安マンの動向を探るオペレーションが課される。同じころ、全国紙の大物が転落死た。二つの事案は思いがけず繋がりを見せ始める。倉島警部補シリーズ第4作。

※この電子書籍は2013年8月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本とし、表紙を新たにしたものです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

129
今野さんのロシアがらみの公安シリーズも4巻目(5巻目は最初に読破)で文庫本では未読作品はなくなりました。情報分析室(濱嘉之さんの作品ではいわゆるチヨダ、ここではゼロですが)の研修が終わってすべて自分で事件を選んで解決していくような地位になってきます。ここでは大手新聞社の幹部社員が変死してそこから事件が展開を見せていきます。同じセクションの先輩を見張るということから、部下を2名つけられてその対比が結構楽しめます。事件自体は大したことはないように思えるのですが、この公安がらみの人物構成が楽しめます。2019/01/05

absinthe

101
主人公がヘタレで始まったシリーズ。今回主人公がグレードアップされ、中心的役割を果たす。面白くなってきた。表向きはマスコミの大物の不審死だが公安内部にも不穏な動きがあるというもの。刑事部と違う公安部ならではの面白さ。今回の真相はまぁ読者が普通に思いつく範囲のものだと思うが。2024/04/26

keiトモニ

53
警視正安達崇夫公安総務課長が倉島達夫警部補に思いを吐露…“公安マンは自分で判断することが何より大切です。君はその重要性をよく心得ているようです…恐縮です…君は褒められて恐縮するようなタマじゃない”☚キャリア警視正から褒められて恐縮するのが普通でしょう。しかしまあ、この安達課長こそ冷酷無比な玉なんじゃないのか。たぶん陰で積極工作を煽っているんじゃないのか。にしても銀座8丁目クラブロゼッタのホステス真柴芳美さん、相当訓練されてるんですね。その逃げ足の速いこと!それでよく酒が飲めることよ。まあヒューミントだな。2018/08/03

HoneyBear

44
シリーズ4作目だが相変わらず面白い。最初の二作では脇役扱いだった倉島と仲間がそれぞれ魅力的。内部調査という仕込みから種明かしまで良くできている。最初の二作は格闘系だったが、最近の二作は国際謀略を絡めた公安ミステリーにうまく脱皮している。研修で一皮むけたのか、あの大物民族主義者の情報に依存しなくなった。同じ警察の刑事が公安の仕事にたちはだかったり、公安内部のかけひきを語ったりして面白い。今野氏も公安の協力者を得た(となった?)からこんなに面白く書けるのかな。あの娘などまた登場する予感。次作が今から楽しみだ。2017/03/12

Walhalla

35
シリーズ4作目です。倉島警部補がエース級の公安となって帰ってきました。シリーズの初めと比べると、ずいぶん成長した姿をみることが出来て嬉しいです。著者の作品ですが、刑事警察モノも好きですが、公安警察モノも負けていません。毎々描かれる公安vs刑事の意地の張り合いが面白いですね。片桐・伊藤を加えたチーム倉島の活躍の続きを見たいです。2017/11/01

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