文春e-book<br> ニンジャ 公安外事・倉島警部補

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文春e-book
ニンジャ 公安外事・倉島警部補

  • 著者名:今野敏【著】
  • 価格 ¥1,800(本体¥1,637)
  • 文藝春秋(2025/05発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784163919836

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内容説明

これが、公安の仕事。シリーズ第8弾!

公安のエース、倉島警部補の活躍を描く「公安外事・倉島警部補」シリーズ第8弾!
知られざる公安の日常、他部署の公安警察官、あるいは刑事との関係性を知ることができる【ザ・公安小説入門編】にして、チーム倉島の冴えた躍動に鼓動高鳴る短篇集。
表題作「ニンジャ」を含む全8篇を収録。

「アテンド」
美貌を誇る台湾の公安捜査官・林春美(リン・チュンメイ)が来日するとの報せが。彼女に惚れ込む西本はアテンドに手を挙げるが、彼女相手にそう簡単に事は進まず――?

「ケースオフィサー」
最近赴任したばかりのロシア大使館駐在武官・ゴーゴリの行確(行動確認)を指示された倉島。張り込みを続けると、彼はある日本人女性と接触していて――?

「ニンジャ」
「洗いたいロシア人がいる」白崎の提案からチームを編成、公安総務課の伊藤と公安機動捜査隊の片桐を借り出すことに。対象はあるパーティーに参加するようだがいかに潜入すべきか。そのとき〈ニンジャ〉が動き出す。

他5扁。
シリーズ第8弾ですが、この一冊から読んでも大丈夫。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

旅するランナー

179
公安外事の個性的なメンバーたちの活躍を描く8短編。タイトルでもあるニンジャのようにひっそり目立たないのも個性の一つ。スパイ天国である日本で暗躍するロシア、美人台湾公安捜査官林春美、スピンドクター(情報戦のプロ)の存在など、読み物として面白い。台湾有事には、中国は沖縄に、ロシアは北海道に侵攻するという恐ろしいシナリオも語っています。2025/07/29

starbro

159
今野 敏は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。「公安外事・倉島警部補」シリーズ第八弾、今回は短編集のため、ライトでコメディっぽい感じでした。 オススメは、美貌の林春美が活躍する「アテンド」&「スピンドクター」です。 https://books.bunshun.jp/ud/book/num/97841639198362025/06/03

いつでも母さん

120
公安・倉島シリーズその第8弾はチーム倉島の短編8作。申し訳ない前作の『台北アセット』をもう忘れてる(汗)だが、それなりにスーッと読んでしまった・・短編だから(汗)倉島シリーズは長編でガッツリ読みたい派です(笑)2025/06/05

ケンイチミズバ

83
公安の暗いイメージが覆る「作業」いろいろ。外事課は敵対国から赴任して来る外交官の行動確認「コウカク」任務がある。が、「協力者」に今度来た彼どんな人?と直にロシア外交部に電話、どうせ分かることだしと、向こうもめんどくさい嘘ついたりしないで工作員ならそうだと教えるし本当に知らなければ知らないと答える。(笑)ホームセンターでたまたま「目視」。リュックの口が閉まらないくらい大きな農薬の容器が視界に。日焼けしてない、やせた体格、農家ではないな。しかも県外ナンバー。これだけでピントくる嗅覚、そして職質。公安のお仕事。2025/05/26

ツン

69
ロシアのウクライナ侵攻からトランプの大統領就任までの期間。もう小説の背景になるくらいなんですね。。「アメリカとは同盟国だけど、ドイツとは同盟国ではないから」という一節が出てきて、そう言われてみるとそうなんだと思いました。2025/07/01

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