文春文庫<br> 曙光の街【新カバー版】

個数:1
紙書籍版価格
¥858
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

文春文庫
曙光の街【新カバー版】

  • 著者名:今野敏【著】
  • 価格 ¥850(本体¥773)
  • 文藝春秋(2023/11発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167679538

ファイル: /

内容説明

【2023年11月8日より、カバーが変更となりました。内容には変更ありませんので、ご注意のほど、お願いいたします。】

元KGBの日露混血の殺し屋が日本に潜入した。彼を迎え撃つヤクザと警視庁外事課員。冷戦時代の大スキャンダルがやがて明らかに――。倉島警部補シリーズ第1作。

※この電子書籍は2001年11月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本とし、表紙を新たにしたものです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

absinthe

131
久しぶりの今野敏。ロシア大好きのページターが描く非情なロシア出身の殺し屋。主人公の倉島は、殺し屋を上司の自宅まで車で案内してしまう頼りない刑事だが、事件をきっかけに成長していくようだ。殺し屋の方は存在感充分。殺しを躊躇わない非情な奴で、KGBのエージェントかつ傭兵の経験もある凄腕だが、今回の事件で彼にも変化が。兵頭というヤクザも事件に巻き込まれ、こいつが憎めないやつなのだが。過去に一度栄光を夢見たものの挫折した男たちが、自分を取り戻していく話でもある。2023/12/20

KAZOO

126
このシリーズの最新刊を読んで楽しめたので第1作から読み始めました。公安部に属する主人公倉島と、父親が日本人のロシアの元KGBの殺し屋(今作ではこちらの方が主人公のような気がします)と武闘派のやくざ(最近の経済やくざに嫌悪感を抱いている)が三つ巴で楽しませてくれます。公安部の課長の関連などもあったりします。2019/01/01

さっとん

83
今野さん2作目。 面白かった。 公安刑事・元KGB(旧ソ連の国家保安委員会)・ヤクザという全く異なる立場の3人の視点で話が進みますが状況が分かりやすく読みやすいです。 シリーズ名は「倉島警部補シリーズ」とのことですが今作は元KGBのヴィクトルの凄さが目立っています。 淡々と任務を遂行していく姿がカッコ良い。 津久茂を殺すシーンはアッサリすぎて驚きましたが、それが妙にリアルに感じました。 2作目、3作目も積んでいるので楽しみです☆2020/01/14

大阪魂

80
隠蔽捜査の続きなかなかゲットできひんから倉島警部補シリーズに手だしてみた!竜崎さんとは全然ちゃうキャラやけど、やっぱ今野さんだけにおもろかったー!仕事は流してこなしたらええって感じのやる気なし公安捜査官・倉島。けどロシアからヤクザの組長・津久茂を殺しにきた元KGB・ヴィクトルを追っかけてるうちにだんだん仕事に燃え始めて、なんか「男」になってく成長ストーリー!それに元プロ野球選手でヤクザのボディガード・兵藤とか、津久茂のロシア人美少女情婦・エレーナとか絡んできてバイオレンスやけどあったか話やった!次も楽しみ2022/03/03

gonta19

72
2011/3/3 Amazonより届く。2015/3/19〜3/23倉島警部補シリーズの第一弾。以前、2作目の白夜街道を先に読んでしまっていたが、すっかり忘れていた。なかなか、面白いじゃないか。もう一度白夜街道読み直すかな。2015/03/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/535523
  • ご注意事項