双葉文庫<br> 蘭方医・宇津木新吾 : 15 老中

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双葉文庫
蘭方医・宇津木新吾 : 15 老中

  • 著者名:小杉健治【著】
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • 特価 ¥523(本体¥476)
  • 双葉社(2022/12発売)
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  • ISBN:9784575671407

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内容説明

江戸市中を騒がす「ねずみ小僧」。十年ものあいだ捕まらずに旗本屋敷や大名屋敷から金を奪っている正体不明の盗賊だ。ある晩、松江藩上屋敷を狙った「ねずみ小僧」が、警固の侍に手傷を負わされた。翌日、刀傷を負った鋳掛屋の男が幻宗の施療院を訪れる。侍と喧嘩の末に斬られたと男は言うのだが、新吾は疑問を抱く──。好評・長編青春時代小説、第15弾!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やま

62
① 松江藩のお抱え医師宇津木新吾が、松江藩の抜け荷事件を解明していく物語です。老中の板野美濃守が進める抜け荷の話をなぜ無視したのかと疑問に思った松江藩の「番医師」で蘭方医師・新吾は、松江藩へ盗みに入り、警護の侍に斬られて幻宗の診療所で治療を受けていた盗賊ねずみ小僧次郎吉に頼んで老中・板野美濃守に会う。美濃守は、宇部治兵衛が中野石翁に賄賂を贈り、新しく老中になった鮎川河内守と一緒になって自身の失脚を画策したのでないかと推測し。真相の解明を新吾に託して自害する。→2023/02/14

ひさか

18
2022年12月双葉文庫刊。書き下ろし。シリーズ15作目。新吾の「知りたいんです」は、稀代の盗っ人鼠小僧との邂逅もあり、遂に幕閣をも巻き込む陰謀を暴いて行く所作におよぶ。隠密真っ青の新吾の活躍は、ここに来て一段と佳境に入り、まさかまさかの展開に。新吾がなぜこれほど真相に迫れるのか?単なる能天気だけではなく驚くべき秘密があるのではないか?それとも単なるご都合主義か?次巻が楽しみです。2023/03/19

犀門

3
No.036★★★☆☆藩医としての仕事の傍ら、相変わらず松江藩のゴタゴタに首を突っ込む新吾クン。真実を求めて動くことで本人がスッキリするのなら良いけど、読者としては数々の???が残るんだよな。2023/05/23

ササ

2
前の巻からだいぶ時間があいたため、あれ?どんな話だったっけ?となってしまったが、段々と思い出した。まぁた巻き込まれてー!と何だか叱りたくなる。2024/04/06

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