双葉文庫<br> 蘭方医・宇津木新吾 : 11 遺文

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双葉文庫
蘭方医・宇津木新吾 : 11 遺文

  • 著者名:小杉健治【著】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 双葉社(2020/04発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575669961

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内容説明

家臣に斬られ瀕死の重傷を負った旗本を村松幻宗が救った。下手人の若党は捕らえられ、牢屋医師の宇津木新吾が診察をするが、胃の腑に痼があって長くは持たない。若党は治療を拒み、半月でいいから身体が動くようにしてくれと願う。若党の狙いは!? そして、主人を斬った本当の理由とは!? 好評シリーズ第十一弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やま

98
蘭方医・宇津木新吾11作目 2020.04発行。字の大きさは…小。牢屋医師・宇津木新吾が、医師としての治療だけでなく、係わった患者の人生に首を突っ込んでいく物語です。此度は、旗本・長尾久兵衛が若党・赤城文太郎に斬られる。それを蘭方医・村松幻宗と新吾が治療をする。3年前に井筒屋に押し込み主・幸兵衛が殺されたことに関係した当時下男だった丑松が殺され。同じく大伝馬町の大牢で井筒屋を調べていた元岡っ引きの三蔵が殺される。そして丑松を調べてくれといった赤城文太郎が、長尾久兵衛を斬る。この四人は関係しているのか。→2020/07/05

ひさか

17
2020年4月双葉文庫刊。書き下ろし。シリーズ11作目。牢屋医師となった新吾は、またまた事件に関わり、ああでもないこうでもないと調べ回りなかなかしんどいことになって、こちらも疲れます。がんばれ新吾!。2023/03/19

犀門

3
No.094★★★☆☆まぁまぁ余計な事に首を突っ込み過ぎだわな。2020/08/10

goodchoice

1
主人公の新吾はお節介が過ぎる感がある。小杉さんの意図は、最後の新吾が松江藩が復帰することに対して、何かの意図が隠されていることを言いたいのかもしれないが、やり過ぎだろう。 2020/07/26

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