講談社文庫 Ｃｏｃｏｏｎ 京都・不死篇３－愁－

著者名：夏原エヰジ【著】

講談社（2022/11発売）

• ISBN：9784065296554

内容説明

妖鬼を操る陰陽師集団VS.鬼退治組織「黒雲」。
京を舞台に、友を失った元花魁剣士たちの壮絶な戦いが始まる。
人気シリーズ新章、第３弾！

京に突如として現れた「裏四神」。その異形の妖鬼を操るのは、新たな敵「夢幻衆」。
元花魁で鬼退治組織「黒雲」頭領の瑠璃らは、苦難の末に裏青龍、裏玄武を倒すが、同時に友を失った。
代えがたい犠牲を払いながら戦い続ける瑠璃は、やがて自らの胸に芽生えた同志に対するある想いに気づく。

〈文庫書下ろし〉

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ざるめ]

辛く苦しい戦いが続く(T-T)道満のおぞましい計画、そして瑠璃に恋の予感が…今回もいろいろあったけれど、決意も新たに運命に立ち向かうぞ！(^o^)で終わりかと思っていたら、最後の最後でまたどうなるのー(>_<")な展開(ﾟAﾟ;)

2023/05/23

[みどり]

まさかの熱い展開。あと１冊で京都編が終わるのか？ 当初の予想とは違うとか、勝手に予想していて勝手に嬉しがっている。きっともう２~３冊は続くだろうな。（続いてほしい） そして幸せになってほしいし、仲直りもしてほしい！！

2022/11/17

[さとみん]

誰かに思いを懸けることと誰かを憎むことはコインの裏表のようだ。優しい人が我が身に降りかかった理不尽に耐えられず生き鬼になる。それも自分の意志ではなく、というのがとても辛い。前巻の衝撃のラストから今回も怒涛の展開で本当にしんどいけれど、人の優しさや弱さの描き方が好みで引き込まれてしまう。

2023/01/15

[光鴉]

うぁー！色々情報が多い…！

2023/11/30

[いもあん🍠]

おーーーん。 またしても妖が… なんて沈んだのも束の間、それをも超える鬱展開。 あまりに非情。 栄二郎も瑠璃もギリギリのところで持ち堪えたけども、こんな展開は嫌だ。 道満や夢幻衆の考えてることもキモい。 瑠璃さんは生理痛重い人なんやね。 私そういうの全然無い人だから（そんなに？！）って思ったけど、高校の同級生はでっかい錠剤飲んだり通学途中で具合悪くなって帰ったりしてたから、本当にこの症状は人それぞれなんだなぁ。 瑠璃さんが良きお母さんになれますように♡

2023/06/21