講談社文庫<br> Cocoon2 蠱惑の焔

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講談社文庫
Cocoon2 蠱惑の焔

  • 著者名:夏原エヰジ【著】
  • 価格 ¥704(本体¥640)
  • 講談社(2020/11発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065216095

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内容説明

☆☆☆白川紺子、絶賛!(『後宮の烏』『九重家献立暦』など)☆☆☆

花魁と鬼斬り、二つの顔を持つ瑠璃は、黒雲の任務で向かった祟り堂で「羽化する」鬼に遭遇する。
飛雷の一撃では仕留められない、かつてない鬼。アレは一体なぜ、今現れたのか。
黒雲以外の怪しげな退魔士の噂や、四君子と名高い花魁が相次いで失踪するなど不可解なことが続く中、瑠璃たちの前に真の敵が姿を現す!
戦う花魁シリーズ第二弾!

=====
瑠璃は、けして光の側に立って鬼を一方的に葬り去る正義のヒーローではない、ということです。立っているのは狭間です。どちらかといえば瑠璃は闇のなかにあり、もがきながら光を目指す少女にわたしには思えます。
――白川紺子(解説より)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あっか

63
新刊。最後、え!!!と言ってしまったよ!解説の白川紺子さん♡の予言通りに…笑 これを読むとあれだけ面白かった1巻でも序章というか世界観を伝える為だったんだなあ…ということがよく分かる。妖達との楽しいやり取りと、瑠璃が内包する哀しみのバランスが絶妙。敵や間者の正体が予想もしなかった…というサプライズもある。そして1巻からますます錠吉が好きになった♡はー、続きが楽しみ。白川紺子さんの解説がお上手すぎ。2020/12/12

はつばあば

41
1巻はただの序章に過ぎなかった・・・。重い。津笠を失った瑠璃、瑠璃と目を合わせなくなった錠吉、それぞれの後悔を背負いながらの鬼退治。義父には可愛がられたが義兄の惣之丞には遊郭に売られた瑠璃の気持ち、やるせないなぁ。それ以上に今で言う梅毒・・これは怖いです。コロナの今、エイズの検査が減っているようですが・・性病にはくれぐれもご用心を。小学6年生で性病の怖さを教えてくれた担任の先生。今の子の性への興味はとんでもない勢いで広がっているようですが、くれぐれも後悔のないようにまずは勉強してから実地に移ってもらいたい2021/05/26

ちげー

19
運命を、感じた1冊。 新しい展開にドキドキでした。 業を背負うと言うことは大変なことだなーと思いました。 とても続きが気になります。 早く次が文庫化しないかなぁー。2020/11/27

ざるめ

15
過去が明らかに(゜゜;)鬼になる人って、ひたむきに生きている感じの人達だから悲しいな~( ´△`)最後に登場したあの人にゾクッと…((゚□゚;))2021/03/01

みどり

9
5冊で完結する、とわかっているから、このてんこ盛り設定が許されるんだろうな、と思う。 広げた風呂敷は畳もうという、作者さんの気概は、まだ広げている最中だから無理としても。 ここまでで、ほぼ敵も味方も出そろって、さらに、鬼退治に対しての姿勢が問われることとなるのかな。 鬼になるのは「優しく、弱く、真面目な人」ばかり、というのはちょっと苦しくなる設定ですが。2022/02/01

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