講談社文庫<br> Cocoon5 瑠璃の浄土

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講談社文庫
Cocoon5 瑠璃の浄土

  • 著者名:夏原エヰジ【著】
  • 価格 ¥814(本体¥740)
  • 講談社(2021/08発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065235270

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内容説明

鬼斬り花魁ファンタジーシリーズ、最終巻!

義理の兄・惣之丞の目的は、差別撤廃にあった。そのため、惣之丞は己のすべてを賭けて平将門をよみがえらせようとする。惣之丞のやり方が許せない一方、「差別撤廃」という言葉に瑠璃の心は揺れる。瑠璃の過去と龍神たちの秘密が明らかになり、最強の鬼との決戦を迎える、シリーズ最終巻。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナルピーチ

121
シリーズ完結編。序盤は瑠璃の隠されていた壮絶な過去を紐解いていく。産まれ育った村で起きた出来事、その村が存亡した理由はとても悲しい真相だった。中盤に入り、いよいよラスボスとの決闘を描く。妖メンバーも混じえた一大決戦は迫力満点の読み応え。そして終盤、すべての謎が明かされて、自分の人生を全うする為に瑠璃は新たな旅へと出ていく。読み終えた寂しさを感じていたところ、あとがきには第一部完。そして第二部の幕開け!との記述。舞台は京都、新たな瑠璃の旅路に想いを馳せる。2021/11/25

あっか

53
シリーズ完結巻。いよいよ惣之丞&平将門との全面対決。普段はのんびり磊落な妖たちも総勢で瑠璃を守るべくそれぞれに戦うところが胸熱。期待通りの展開ではあるけれど、惣之丞と朱崎の最期場面はウルッと来ました。瑠璃の最後の花魁道中はとても美しかったです。自由になれて良かった…みんなそれぞれ素敵な未来を掴んだんですね。後書きに誕生秘話や今後のシリーズ展開で楽しみなことがあり、文庫化待ちしていて良かった!もしかして舞台は島原になったりするのかな!?2021/08/27

九月猫

23
シリーズ5作目にして完結。 下手に長引かせずに5巻くらいでサクッと終わってよかったと思う。 ちょっと駆け足というか、飛雷との決着なんかは雑だなぁと思わなくもない。というかシリーズ通して雑なところは多かった気がするけれど、新人作家さんだもん、これからだよね。  ラスト近くの炎には泣かされた。猫好きにこれは……泣く(中身は龍だけど)。 エピローグがよかった。双子が幸せそうでよかった。とくに豊二郎とひまりにはホッとした。栄二郎は瑠璃について行くのかもと思っていたのだけども。 ※単行本で読了。間違えて文庫で登録。2020/11/08

きょん

14
シリーズ完結巻。壮絶な戦いだったけど、その中でも相互理解や和解、昇華など救いになる部分があって良かった。外伝が出るそうなので楽しみ。2021/09/24

デジ姫

13
兄との壮絶な戦いも最後の最後で互いを理解できるようになりウルウルでした。惣之丞死なないで~生き返って~と願った事か。花魁道中での歌いながらの剣舞、美しかったでしょうね~ アニメでもいいから映像で見たいと思いました。裏表紙にはシリーズ完結の文字を見て寂しかったのですがあとがきには外伝も出るし新シリーズがあると嬉しいお知らせに歓喜。2021/09/03

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