出版社内容情報
一貫した構想の下に,ゆうゆうと,ていねいに,やさしく説き進む数学教程.第3巻では,集合論,距離空間の位相,連続写像の空間,多変数の関数などを学ぶ.高校程度の数学の知識で確実に読み進むことができる.
内容説明
松坂先生が「数学読本」に続けて行う解析学の入門講義。線形代数、微分形式、ルベーグ積分なども含めた楽しく魅力的な解析入門。
目次
第11章 集合論初歩(集合・論理・関係;濃度;ツォルンの補題)
第12章 距離空間の位相(位相の基礎的諸概念;完備性、コンパクト性 ほか)
第13章 連続写像の空間(ノルム空間;ストーン・ワイエルシュトラスの定理)
第14章 多変数の関数(微分可能性と勾配ベクトル;高次偏導関数、テイラーの定理 ほか)