内容説明
期末試験も終わる11月下旬、修学旅行の詳細が発表された。
行先は北海道。特別試験は存在せずスキーや観光など通常の修学旅行と変わらない。だが各クラス男女で2名ずつ合計8名がグループとなり4泊5日の旅行中行動するという特殊なものだった。綾小路は櫛田の他、まさかの龍園など他クラスの面々とグループを組むことになる。だが事はそう簡単に進むわけもなく「おまえ何か勘違いしてんじゃねえだろうな、綾小路」「勘違い?」「既に俺と坂柳の前哨戦は始まってんだよ」波乱を感じさせるもので――!? 一方、生徒同士の関係を大きく変えるイベントも進んでいた。「俺は―――鈴音に正式に告白する。付き合ってくれって」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナギ
68
期末試験が終わり、北海道への修学旅行が始まる。特別試験はないが、各クラス2名ずつの8人でグループを組み、4泊5日を過ごす。綾小路は思ってもみなかったメンバーと組む事になり、幸先が思いやられる事態に。そんな中、それぞれの思惑は交錯し、期末試験の前哨戦と捉える者、旅行を素直に満喫する者、自分の気持ちを伝える者、様々だ。そして綾小路はあるクラスに急接近する……今回は先に向けた布石を打ってきた感じですね。次の特別試験でも移籍権が出てくるでしょうからいよいよ綾小路が動く時が来るのではないでしょうか。期待してます。2022/10/25
オセロ
55
期末試験を終えて、北海道へと修学旅行に向かうことになった綾小路達。各クラス2人づつの班を組むことになったものの、その中には櫛田や龍園などのアクが強いキャラも含まれていて。 今回は特別試験がないので様々なキャラの掛け合いの中で新たな伏線が張られたり、ある恋が終わりを迎えたり…。そんな中で櫛田の心境の変化には笑っちゃいましたけど、綾小路父と接点がある石上や神崎が綾小路の前に立ちはだかるのか、心が折れかかっている一之瀬の今後がどうなるのかなど続きが楽しみです。2022/10/26
こおき
31
★★★★★ いつにも増してラブコメ色の強い今巻。まさかまさか櫛田がああなるとは……クラスに残った時点で展開に察しはついていたけれど、そういう方向の反応見せるんだなと。須藤と堀北のシーンも、お互いのらしさが出ていてとっても良いシーンだった。それはそうと堀北伊吹櫛田の3人の関係、ほんっと面白くて好きなのだが、今巻でも過剰なくらい絡みがあって大満足。アルベルトといい高円寺といい龍園といい微笑ましい場面も多く、普段より気楽に、とはいえ進展もあり、とても楽しんで読めた巻だった。大きく動くであろう学期末が楽しみだ。2022/11/01
ツバサ
26
.5みたいな息抜き感がある修学旅行回でした。結構閉鎖的な環境なはずだけど、修学旅行行くんだな。また、特別な試験はなく、クラスが違う人と行動を共にするだけだから、気軽に読めました。しかし、龍園の坂柳への策や坂柳の龍園への対処、一之瀬クラスの諦め、など続きが気になる要素があります。1番は櫛田の変化かな。意外とちょろい笑 ブログにて→ https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2022/10/26/210000_12022/10/26
紅葉
22
今回は修学旅行編 特別試験もなく.5巻のような位置づけでした学校側から決められたグループに龍園と綾小路が同じになってしまう。 相変わらず二人のやり取りは面白く、他クラスの今まで出番が少なかったキャラにもフォーカスが当てられており、とても良かった。それに伴い軽井沢の出番が少し怪しくなってきたかと思いつつ、堀北や一之瀬もしくは櫛田等、今後ヒロインレースがどのようになっていくのか目が離せない。 相変わらずの面白さだったので、9巻も非常に楽しみ。2022/10/27
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