内容説明
特別試験後半戦は豪華客船でのグループ戦。A~Dクラスの全ての学生を干支になぞらえられた12のグループに分け、各グループごとに一人だけ存在する『優待者』を見つけるという思考力を試されるもので……!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
50
弱肉強食の学園を舞台にした物語の4冊目。クラスの枠を超えたグループ戦による特別試験が始まる話。今回は人狼ゲーム風の試験という事で、全編通してシリアスムード全開でした。学園作品なのに、癒しが少ないとか実力主義にも程があるでしょ。佐倉だけが俺の癒しやで。綾小路が持つ冷酷な一面と闇の部分、強敵となるであろう龍園の存在と今回は盛り上がり少なめでしたが今後に影響を与えそうな感じの内容だったので、読み応えは結構ありました。今後は更に過酷な試験ばかりになりそうだけど、果たしてどうなるのか。次巻も期待してます。2016/05/25
ダイ
43
前回の無人島から帰りの豪華客船での全クラスが入り交じったでグループ戦でしたが、また異質な特別試験ですね。そして、今までは目立ってなかった軽井沢に焦点が当たってました。彼女の悲惨な過去やその本質などが明らかになりましたが、手駒にする為に脅す清隆は恐ろしいです。悪い事をしてる筈なのに、そのシーンは目が離せませんでした。そして、清隆が考えていた作戦に気付いた一之瀬は流石Bクラスのリーダー格だと思いましたね。また、前回は策略を破られた龍園ですが、今回は本領発揮しました。今回の結果で強敵感がますます出てきましたね。2018/10/19
ツバサ
43
初期の有能な堀北さんはいずこへ?口絵で勝つわと言ってからのズコーは無いわー。堀北さんにポンコツ属性が付いてしまったか…… 清隆は相変わらず堀北さんの影で暗躍してたけど、一ノ瀬さんに見破られてっぽい。だけど本当に全部見破られてたかは清隆しか知らない。そして龍園、こいつは今後脅威になってくるのは間違いないな。だけど、最後に「面白い」という感情が芽生えた清隆がどう動いてくるか楽しみ。あと平田と軽井沢を駒にしたから、その二人をどう操るか期待。2016/05/26
ゆみ
36
クルーズ船ならぬクルーズ戦🚢 後半は、干支になぞらえたグループに分かれて優待者を見つけだす試験。誰が優待者なのかを当てるだけじゃなく、指摘するタイミングの駆け引き。このシリーズってライアーゲームみたいで本当に面白い。少しずつ明かされていくクラスメイトが抱える闇。それを利用する非情な綾小路。これは再読するのが、もう今から楽しみだ!2020/11/02
こも 旧柏バカ一代
34
キャンプからの帰りの船の中で人狼ゲームみたいな事をする。干支に分けてクラスをシャッフルして其々に人狼がメールで選ばれる。そんな中で主人公の綾小路は兎組になる。同じ組だとハカセが美味しいキャラをしているゴザル口調とは、、そして人狼ゲームはA組は非協力的。それでも兎組で中心人物として一之瀬が頑張るが。そこでも裏での駆け引きが勃発。企画した教師達からすれば暇潰しになるより良いと思ってやったのかもしれないけど。軽井沢にとっては災厄以外の何物でも無かった。虐められていた者が奮起してデビューしたのにメッキが剥がれた。2022/07/03
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