MF文庫J ようこそ実力至上主義の教室へ ２年生編１２

著者名：衣笠彰梧【著者】/トモセシュンサク【イラスト】

KADOKAWA（2024/08発売）

• ISBN：9784046837974

内容説明

長かった２年生も最終盤、最後の特別試験『学年末特別試験』が遂に実施される。各クラス先鋒、中堅、大将、３人の代表者を事前に選出し、対戦クラスの代表者と勝ち抜き戦を行う。ただし試験内容は当日まで不明というもの。
「俺の本気って奴を坂柳と、そしておまえに見せてやるよ。俺には似合わないが正々堂々とねじ伏せてやる」
「学年末特別試験が片付いたら、ゆっくりお茶でもいたしましょう。彼を倒した後は綾小路くんとの勝負が、３年生で待っていますから」
龍園と坂柳、生き残るのは１人だけ――。大人気学園黙示録、２年生編クライマックス！
「お互いに特別試験で退学せずに済んだら、その時は時間を作ってくれ」


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2025/7/25 23:59まで

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[オセロ]

綾小路が動くとやはり面白い。 学年末試験を舞台に描かれるそれぞれのクラスの進退を賭けた戦いは正攻法もあれば偽装工作などの駆け引きの応酬で先の読めない展開。その中でもAクラスを目前に控えた堀北と絶対に負けられない軽井沢の戦いに、退学を賭けた坂柳と龍園の決闘はそれだけでも面白いのに、それらに綾小路の思惑が絡み合った結末はエグ過ぎるて…

2024/08/09

[ツバサ]

これぞ綾小路清隆！まさにダークヒーロー。見たかった姿と策略が見事に炸裂していて、3年生編が本当に楽しみ。龍園、坂柳、一ノ瀬、堀北を手中に納めていて、やること残っているかは不明だが魅せてくれるでしょう。それにしても一ノ瀬は使い物になるのか心配になる… 坂柳、龍園の対決の行方には驚いた。

2024/07/25

[takka@ゲーム×読書×映画×音楽]

毎巻驚きの展開に発展するのが凄すぎる！勝ち負けの展開はよんでいて予想どおりだったが、そこへの過程・伏線回収は天晴れとしか言いようがない。次回の12.5巻で2年生も終了ということで次も気長に待ちたいと思います。

2024/07/25

[和尚]

面白かった、そして続きが読みたいですお願いします。

2024/08/01

[たけ]

(★5)龍園と坂柳どちらかの退学を賭けた学年末試験。各クラス先鋒、中堅、大将の3名の代表者で行う勝ち抜き戦で過去一の緊張感の中、綾小路が各リーダーにどう干渉していくのか、久々の無双回の気配にワクワクしながらページをめくったが、、、。綾小路の策略を目にした時、頭が真っ白になって何も考えられなくなった。読者をも欺く綾小路の思惑と、龍園vs坂柳のヒリヒリした一騎打ち。登場人物たちの関係値が激動する感情ジェットコースター間違いなしの2年生編最高濃度の今巻、めちゃくちゃおすすめです。

2024/07/26