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内容説明
【電子限定!雑誌掲載時のカラー扉&45話のネーム特別収録!】
人見知りの小説家と姉の遺児(高2)がおくる
年の差同居譚
朝が叔母・槙生と暮らして1年とすこし。
ここ最近、小説家の槙生はスランプ中。ボーッとしていて原稿は進んでいない様子だ。
才能はないと苦しみつつ、書くことはやめない槙生に朝は「やめる人とやめない人の違いってなに?」と尋ねた。
これといった才能はないと気づきつつある朝に、槙生が答えたのはーーー。
宝石の持ち主じゃなくても。自分の明日を選べる第9巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ツン
80
叔母と姪、最後にふたりとも答えが出ましたね。独特の描き方、好きだけど、どの人のセリフかわかりにくい気がするのは私だけでしょうか。。そこだけちょっと、困ってます。2022/04/26
ネギっ子gen
52
【わたし、ずっと戦いたかった】激推しする読友がいて、早くこの新刊読みたいのに入手できず、本日 漸く。うん、やっぱいい、この感じ。言葉がリアルで説得力があるっていうか。モノローグもいいが、会話の言葉も好き。さて、スランプの槙生。作家仲間のジュノさんと木星さんとのお茶会で、「なぜ小説を書くか」を語る。<窓から魔法使いが忍び込んできてほしかったし、クローゼットが違う世界に繋がっていて、竜に出会って、剣や魔法で、それで、誰かが誰かのために、勇気を振り絞って戦うの大好きで、自分もずっとそうしたかったから書く>と。⇒2022/05/22
ふじ
15
問い合わせがあった関係で試し読みしたら良かったので一気読み。事故で両親を失った姪を、自分の信条に逆らえず引き取った独身作家。死んだ両親にも、姪にも、自分にも。割り切れないもやもやがある状態で不器用に進んでいく日常。でも2人とも、なぁなぁにせず、誠実に現実に向き合って生きている様が信用できて好きなので、引き続き読んでいきたい物語だなと思う。2023/02/23
そうび
15
余は満足じゃ……。ほんとにヤマシタセンセは唯一無二な空気を描くよね~。センセの描く純ファンタジー読んでみたい。私もこんな空気感を他者と共有できたらな。砂漠の槙生ちゃんが豹柄なのはちょっと笑った。2022/08/15
サン
14
違国日記シリーズ9巻。朝の成長が著しい。図の構図や話しの展開ぎ好き2023/10/09