光文社文庫<br> 代官狩り~夏目影二郎始末旅(二)~

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光文社文庫
代官狩り~夏目影二郎始末旅(二)~

  • 著者名:佐伯泰英
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • 光文社(2022/04発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334766344

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内容説明

深川蛤町の極楽島で、勘定所の役人が惨殺された。勘定奉行の父・常磐豊後守秀信から命を受けた夏目影二郎。その背景を探ると、幕領内の不正疑惑が浮上する。そして、影二郎に襲いかかる数多の刺客たち。「位の桃井に鬼がいる」と恐れられた鏡新明智流の豪剣で巨悪に立ち向かう。佐伯泰英の原点ともいえるシリーズ第二弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

98
1巻では八州廻りを整理したということでしたが、今度は江戸の地獄島と呼ばれる地域の存在が悪の温床となっていることから長野や富山、金沢を廻っての立ち回りが中心となっています。国定忠治も少し出てきます。「酔いどれ小籐次」の甲州の話とかぶってしまい少し混乱してしまいました。主人公をひそかに味方する人物も出てきたり、愛犬を連れている主人公も珍しく感じました。最後はめでたしで読んでいてもストレス解消です。2018/01/24

やま

57
【再読】 父とのきづなが影二郎を動かす。時は、天保九年(1838)夏。旗本三千二百石、勘定奉行の常盤豊後守秀信は、関東取締出役(八州廻り)を支配下に置く公事方から財政事務を扱う勝手方に変更になる。秀信は、幕府直轄領を管理する代官が不正を行っていると疑い、桃井の鬼といわれた鏡新明智流、桃井春蔵道場の師範代であった瑛二郎に三人の代官を調べるように頼む。2024/10/08

かいちゃん

26
富山で生まれ育ち、青春は金沢で。母の実家は高山。今は新潟住みの僕には、なじみのある土地の話でよかった。2020/11/10

二分五厘

21
八州狩りから二年。勘定奉行勝手方に転じた父親・常磐豊後守秀信より影二郎に下された指令。生真面目な帳面方の男が、深川の悪所・極楽島の堀に浮かんだ謎。彼が島に通った理由と共に浮かび上がる、幕府直轄領代官の悪政や腐敗疑惑。現地に赴く影二郎の前に立ちはだかる殺人集団・七坊主とは何者。磐音や小藤次のような平穏(?)なお話を読んできたんで、この影二郎の血生臭さにはまだ慣れない。一体一冊で何人斬ったのか。それでいて詰めは甘いし。旅から旅で腰が落ち着かないけど、これから変わるのかな。でも忠次との関わりもあるしなぁ。2025/11/22

Syo

12
これまた 凄い2025/02/26

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