内容説明
天保の改革の煽りで料理茶屋〈嵐山〉までが営業停止に追い込まれた。時間のできた影二郎は、若菜、祖父母の添太郎、いくを連れて草津へ湯治に出かける。湯治から帰った影二郎を待っていたのは、父・常盤豊後守秀信に切腹の沙汰が下った知らせだった。走れ影二郎! 父を救えるのか。絶好調の「狩りシリーズ」、手に汗握る第九弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
106
水野の改革のせいで料理茶屋も営業停止になり、主人公は身内を連れて湯治に出かけたりします。その後さまざまな事件によって父に切腹命令が出されたりします。背後には鳥居の一派がいますが、ここでも有名な遠山金四郎が味方として出てきます。今後が楽しみです。2018/04/28
やま
45
【再読】 八州廻りにより国定忠治が追い詰められていく。時は、天保十三年(1842)。江戸幕府の老中首座水野忠邦は、貨幣経済の発達に伴って逼迫した幕府財政の再興を目的とした「天保の改革」を進める。その改革を急進的に推し進めようとする妖怪こと鳥居耀蔵は、江戸の町中に「御禁令取締隊」と称する一隊を巡回させる。2024/12/15
かいちゃん
28
忠治や金さんがでてきて面白かった。ラストはバタバタとしてた。2021/03/03
Syo
9
これまた凄すぎ2025/03/19
天笑院たか姫
5
天保の改革の煽りで料理茶屋「嵐山」までが営業停止に追い込まれ、その間祖父母を連れて草津へ湯治に出かける影二郎。そこで追い詰められた忠治を助けることに・・・・湯治から戻ってくると、父・秀信に切腹の沙汰が下った知らせが届く。どこまでも姑息な妖怪鳥居に、早くぎゃふんと言わせたい!2016/11/11
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