内容説明
「百物語第八夜の執筆中、色々な出来事があった。それが“何のせい”なのかは分からない。偶然ととられるのが一番常識的だろう･･････（まえがきより）」図書館で起きた怪異、心霊写真、子供が語る不思議なこと、霊能者たち･･････。毎年、著者の友人・知人から集まってくる、「本当にあった話」を満載した第八夜。あなたの身の周りでも何かが起きているかもしれません･･････。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夢追人００９
141
何度となく書いていますが、このシリーズは短くて本当にあっさりとした話ばかりながらも、如何にも実際にありそうな雰囲気を感じまして全く捻りの無い素直な霊体験集ですので何度でも再読に耐えられると思えますね。『事故』夫が接待でよく使うお店の女の子から預かって来た心霊写真の被写体の女性二人の一人はずっと欠勤し一人は体調を崩し鬱気味だという。彼女は旦那さんにすぐ返してと頼むが、数日後に交通事故に遭い幸い怪我はなかった物の写真を見た影響だと思い当たる。『目撃される死者』知人女性が亡くなった数週間後に歯医者で治療する話。2020/06/21
chatnoir
5
語って欲しい霊、触れて欲しくない霊、霊も様々ですね。こういう話を読んでも映像を見ても、怖いと思うことも少なくなった。筆者の体調がすぐれないのは霊障なのか？？と思うあたりが一番怖い。2015/08/21
zero
1
『目撃される死者 その１』で、すでに死んだ人が歯医者で治療したという話があったが、全額負担なのかな？もう少しディティールを詰めてほしいなぁ。保険点数の詐欺と疑われて大変だったという歯医者さんのつぶやきを後日談でのせえるとかね。2016/01/09
ヌーン
1
面白かったです。2010/05/22
なかつ
1
よく毎年出せるな・・・・・・2010/03/07
