内容説明
「一年で自然に百話集まるのは、霊たちが話をして欲しがっているからなのです」とすれば――霊が語ってほしくない話もあるのではないか……。(あとがきより)「病院での話」「心霊スポット」「霊能者に関する話」など、この一年の間に著者の元へ続々と寄せられた、本当に起こった怪奇現象を集めた百物語第五夜。この本を手に取ったあなたの後ろにも「何か」が迫っているかも知れません……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夢追人009
137
百物語の本巻第5夜から共著者として加わった岡本美月さんの紹介がされていましたが大雑把に言うと霊が観えない人だという事で残念ながら他に特筆すべきデータは皆無でしたね。とにかくシンプルで作為や余計な物が無い所が一番の美点で、その意味で何度でも再読に耐えるシリーズだなと思えますね。著者が入院生活を送っていた深夜に病室前をカツカツと歩き回る音がして聞き覚えがあるぞと思ったら、それは愛犬の散歩を催促する時の音でふと暦を見ると愛犬の命日だと気づいた話。老犬ロンの苦しむ姿を見て、もう楽になっていいのよと優しく告げる話。2020/05/30
chatnoir
5
今までの作者さんが体調を崩して、サブの作者さんが入った。サブの人がメインの人の話を書いているのがなにやらわかりにくい。筆者がどちらかを記した方が良かったのでは?私的に怖いのはこんなのが視えたってゆう話より、音を伴った話、海の家の話が怖かった。2015/05/13
zero
3
ドッペルゲンガーの話が興味深い。"思い"というものが実体化したと考えるとつじつまがあうかな。2015/11/21
青葉麒麟
3
若干の期待外れだった。もっと怖いのを!!2011/07/18
ヌーン
3
なんか途中眠くなってなかなか読み進められなくって困った。読まないと眠気は薄れたので、ストップかかってたのかもしれない。単に面白くなかっただけかもしれない。2009/10/06