ヤングジャンプコミックスDIGITAL 少年のアビス 8

著者名：峰浪りょう【著者】

集英社（2022/03発売）

• ISBN：9784088922447

内容説明

黒瀬令児（くろせれいじ）は、町や家族に縛られながら“ただ”生きていた。アイドルとの心中未遂。町を出ると約束した幼馴染。令児に固執する教師。息子を縛る母親。親友だったヤンキー。年が明け、季節が移ろうも、また同じ日々が始まり…？　少年の生きることに希望はあるのか。この先に光はあるのか。“今”を映し出すワールドエンド・ボーイミーツガール、第八章――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[みどりまん]

表紙から伝わる冷たさというかマイナス30℃くらいの温度感が心をシリシリ麻痺させて購入に至る。物憂げな眼が私を引き込む。画家の絵を買ったような感覚。これ以上擦り切れる場所がない心で毎日をかろうじて生きる令児。人間とは。生きるとは。人間の許容量には差がある。出てくる人物たちが各々どんな人間になっていくのだろう、どんな目線で、価値観で世の中を見て生きていくのだろうと考えさせられる。どんな決断をして、どんな後悔をして、どんなことを楽しいと感じるのだろうかと。初めて他人の人生に興味を持った。

2022/09/25

[tako]

実写化がうまくいく気は全くしないが単行本は売れまくってほしいね

2022/08/11

[ジョン・ドゥ]

真打登場と現れたナギさんは中身スカスカのクソ雑魚かよ！？メンヘラママンは傷痕顔でボスの風格出して先生も丸くなったなぁって思ったら悪い事考えてるｗポッチャリ眼鏡のチャコが属性捨てて痩せたのは残念だけど太ってた頃の下着付けてて思わずニッコリ♥

2022/07/18

[のん]

何気なく読んだらここまで一気読み。読後感めちゃめちゃ悪いし、登場人物全員病み過ぎ闇過ぎだけど、何故か読んでしまう…。とりあえず…マジで実写化だけはしないでおくれよ〜…。

2022/05/09

[ニックネーム（最大255文字）]

ずっと同じところをぐるぐる回ってるなぁ、という印象がすごい。フランツ・カフカの『塔』を東京に置き換えて、この町さえ出れば、とずっと言ってるような感じ。小金の発生するチャンスはあるんだから、そろそろ新幹線で東京に行った方がいいよ！！

2025/07/12