内容説明
新たな領民、鷹人のサーヒィとの出会いや、岩塩鉱床の調査、関所の設営など、冬の間も忙しい時を過ごしたディアス達。そんなイルク村に、雪解けとともに春がやってくる――
ディアスが草原にやってきてから一年が経ち、一周年を迎えたイルク村。
無事に冬を越え、春を迎えたことを祝う宴が盛大に行われ……。
領での仕事が一段落したディアス達は、エルダンへの挨拶も兼ねて、隣領のマーハティ領へ旅行に行くことに。
初めての家族旅行にセナイとアイハンは大喜び。少しでも早く旅行に行けるよう、二人は率先して仕事の手伝いをするのだった。
皆で馬車に乗り込み、ゆったりと旅を楽しむディアス達一行。
マーハティ領に入ると、大きな隊商宿に案内される。その建物の立派さに圧倒され、感心していると、エルダンの母、ネハが突然来訪し……。
異国の香り漂う街で、楽しい家族旅行が、今始まる!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
16
雪が溶けて春になって新芽が出て来た。それに喜ぶメアー達。そんな彼等と共に冬に溜め込んだ食糧を放出して春を祝う宴会を行う。そして春の仕事がひと段落したらディアスは家族旅行を兼ねてエルダンの領地への訪問をする。馬車でエルダンの領地へ移動する。そしてエルダンの領地に入るとエルダンの母親がディアス達を持て成す。それに右往左往する家臣達。それでも全身全霊で持て成すエルダンの母親の気持ちに安心するディアス。そんな彼女のもてなしの後に若い獣人族がディアスに喧嘩を売るが、、そこは歴戦の戦士のディアスは軽くいなしてしまう。2022/08/21
史
4
初めて旅行、そして家族の愛。なかなか素敵な巻でございます。2022/08/03
トルネードG&T
2
辺境領主7巻です。外遊の話でもあり、領地が安定しつつ急拡大するフェーズにはいったこともあり、文体とあわせてどんどん叙事詩感が高まってきました。そういえばこれは元が小説家になろうのようですが、横書きでこういう文体と言うのは場合によっては難しいのではという気もしてきます。まあでも7巻まで続きつつこの先もさらに出てるようなので元から問題なかったのでしょう。よくよく考えたらギリシア語も横書きですし。そんなわけで外交中心で大きな事は起きない代わりに今までの要素が整理される回でした。今後に向けた準備もありそうですね。2024/09/29
輝雪-T.Mika
1
ネハ様肝っ玉母さんですなあ。 森人ってバレるまで結構かかりましたね。 表紙の衣装着ないじゃんと思ったら最後の書下ろしだった。2025/07/17
nyamu
1
移動の話がちょっとダルい。読むのに二週間かかった。2022/02/05
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