双葉文庫<br> 照れ降れ長屋風聞帖 : 15 龍の角凧 〈新装版〉

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双葉文庫
照れ降れ長屋風聞帖 : 15 龍の角凧 〈新装版〉

  • 著者名:坂岡真【著】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 双葉社(2021/08発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575670684

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内容説明

正月、芝浜の大空を悠々と泳ぐ角凧が一つ。元風烈廻り同心八尾半兵衛は、それを巧みにに操る童子、丸子龍一郎と出会い心を通わせる。子の父龍之進は故あって藩を出奔し、凧づくりの内職で細々暮らしているという。そんな折高利貸しの浪人が木刀で頭をかち割られ殺された。屍骸の近くに残されていたのは、龍一郎の角凧だった。やがて半兵衛は丸子父子が背負う苛烈な宿命を知る――情に生き正義を成す! 涙のち晴天の傑作新装版、第十五弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やま

84
町方として唯一袖の下を受け取らない頑固者だが、ずば抜けた探索力を持つ定廻り同心の八尾半四郎の活躍を描いた物語です。 毎回楽しみにしているシリーズです。正義感にあふれ、度胸がよく、悪を憎む半四郎がたまらなく好きになります。今回の3話は、どれも良く出来ていますが、最後の「龍の角凧」が特に良かったです。シリーズ15作目。2021.08発行。字の大きさは…大。2021.12.21~22読了。★★★☆☆ 雪猫、桐生の花、龍の角凧、の短編3話。🌿続く→2021/12/22

とし

70
照れ降れ長屋風聞帖「龍の角凧」15巻。三左衛門の活躍出番が少なかったですが、伯父の半兵衛さんがかっこよかったですね。2022/09/30

アニータ

3
「雪猫」「桐生の花」「龍の角凧」の3編からなる。今作は三左衛門はほとんど出てこず、半四郎、雪乃、半兵衛がそれぞれ主人公。この作品のなかで三左衛門やおまつもいいですが、半四郎のまっすぐなところもいいですね。雪乃は江戸にもどってきて何をするのでしょう。それとも桐生に軸をおくのかな。2022/07/16

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