双葉文庫<br> 照れ降れ長屋風聞帖 : 12 初鯨 〈新装版〉

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双葉文庫
照れ降れ長屋風聞帖 : 12 初鯨 〈新装版〉

  • 著者名:坂岡真【著】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 双葉社(2021/02発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575670400

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内容説明

春の彼岸の百本杭。釣りに出かけた浅間三左衛門は、脳天を割られた浪人の屍骸をみつけた。懐に雛人形を抱いた仏を不憫におもい、妻子を探し出すも、形見を届けた帰途、黒覆面の刺客に襲われる。さらに妻子の周囲には謎の美男が――。悪の影を追う三左衛門は、やがて御三家に通じるとてつもない陰謀に巻き込まれていく。巨悪を赦さぬ男たちの信念が胸を打つ! 情と誠の傑作新装版、第十二弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やま

84
シリーズ12作目「新装版」2021.02発行。字の大きさは…中。流し雛、無双の海、初鯨の3話が繋がった長編です。富田流小太刀の遣いて浅間三左衛門は、十分一屋(仲人業)のおまつの「ひも」として気楽な浪人暮らしをしながら、係わる人たちの相談事に人情小太刀を振います。此度は、三左衛門が大川から引きあげた屍骸の懐にあった流し雛を、不憫と思い届けると紀州藩の渦に巻き込まれます。いつも短編4話であったが、今回の長編は、少し長かったようだ。随所に人探しなどの話が出て来ます。しかし、テンポが良く、読みやすかったです。2021/04/26

onakagayowayowa

0
良かった。おすずも大人になっていくんだな。たまに三左衛門が酷い目にあうが、今回がそれだった。雪乃はまだ隠密やってる。みんなが勢揃いして大活躍。シーボルトまで出て来た…そんな時代なんだと、江戸時代のどの辺だったのか、今回で気がついた。2024/04/07

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