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内容説明
日本代表として国別対抗戦「トヨタジュニア」に出場したとんぼ。初日、2日目と思うようにスコアを伸ばせなかったが、3日目のフロントナインで大爆発する。しかし、同組で回るタイのプリンも決して引けをとらないスコアだった。その後もプリンのプレーに影響を受け、肝を冷やす場面が続いていく。一方つぶらも、同組・タイのマニーに阿藤的な飛距離の差をみせつけられて脅威を覚える。いったいタイの選手たちのこの強さはどこからくるのだろう。小梅も含めて日本チームが試練の連続に見舞われる……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
moss green
2
「この部屋にあるものは世の中のほんの一抹にも満たない。父さんの知り得たごくちっぽけな世界だ。しかし小を知らなければ大があることに気づけない。だから何でも見なさい。なんでも見てやろうって気概で生きなさい。」「怒りはパフォーマンス。普段はこんなミスはしないと周りにアピールしてるだけ。怒りは出し入れできる感情。最中に電話が鳴れば声色を変えられる。」「ゴルフは難しい。なかなか解けないなぞなぞのよう。だからいつまでも楽しい。」2024/01/19
笠
2
4 ついに最終日、団体優勝は日本かタイのどちらかに絞られた。プリンがとんぼと似たタイプで、メンタル的にはキキのさらに上を行く強さを持っているからトヨタカップ編で最強のライバルになるのかなと思っていたが、シンプルに飛距離という絶対的な武器をもつマニーの方が格上なのかな。その二人を形作った父親の指導が対照的なのも面白い。イガイガはナショナルコーチでもないのに普通に回ってるけど許されてんのかな。2023/12/27
