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内容説明
“日本最後の秘境”と言われるトカラ列島で暮らし始めた五十嵐は、毎日が戸惑いの連続。生活もさることながら、類まれなとんぼのゴルフの才能にも驚きっぱなしとなる。そんな中、父親が遺してくれた3番アイアン以外のクラブを使うことを強く拒んでいたとんぼが、五十嵐の勧めでウェッジを初めて使うことに。みるみるうちに上達し、次第に自由自在にウェッジを操るようになるとんぼだが、五十嵐はとんぼのゴルフにどこか違和感を感じるようになる。五十嵐の違和感の正体とは何なのか? 「週刊ゴルフダイジェスト」連載コミックの単行本化第2弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kenitirokikuti
7
ゴルフダイジェスト社の刊行であるため、地元のTSUTAYAなどでは見かけない(最新刊だけあったりするが)。本書も紀伊國屋のスポーツ/ゴルフの棚に陳列されていたのをゲット。第7巻までは離島を舞台に話が進むらしい。いまの日本の女子ゴルフ界では韓国勢が強いらしいけれど、韓国にゃこうした漫画はないのかしら? (元棋士が商社勤めするって設定のはあるけれど…2018/03/26
Kazuo Tojo
3
とんぼの過去は、1巻で分かったがこの2巻ではイガイガのことが。キャラクターの魅力がいいなあ。ゴルフだけではなく、そこに住む人々の島の生活も感じとれる。2020/09/09
またおやぢ
3
ボロボロのグリップをウエッジに刺すと、とんぼの世界が広がった。いいスイングを作ろうとするのではない、いい"球"を作ろうと、自由にクラブを振り続ける彼女。いいなぁ~これぞゴルフの醍醐味。穏やかに楽しくゴルフをしたくなるシリーズ第2巻。インパクトゾーンの作り方は、ちょっと参考になるかも...早速練習場で試してみよっと♪2016/06/07
笠
2
3.5 とんぼは「競技」というよりは「ゲーム」としてゴルフを純粋に楽しんでいるからこそ、プレッシャーが一切なく、固定観念にとらわれないプレースタイルでイガイガを驚かせる。とんぼのセンスというか才能は前提として、娯楽が少ないからこそここまで上達したってのはあるんだろうな。今はネットもあるしマニュアルというかセオリーが確立しているような競技だと、自分で色々試すなんてことはせずに教本の通りに練習するのが正解とされがちだが、だからこそセオリーを外れた異端児ほど見てて面白いんだよな。ゴルフに限らず。2023/12/02
moss green
2
自分へのプレゼントで30巻までまとめ買いしてきた。ずっと集めたくて探してたんだけど、やっと見つけることが出来た。幼い頃に交通事故で両親を亡くした大井とんぼは、ゴンじいに引き取られトカラ列島で自由奔放に暮らしていた。島では大人たちが作ったリンクスのゴルフコース3ホールがあり、とんぼは父の形見の3番アイアンだけで自由自在に球を操り、誰よりもゴルフが上手い娘だった。そんな島に移り住んだ元プロゴルファーの五十嵐は、とんぼのゴルフを外の世界に出したいと思うようになる。とんぼのゴルフは驚きの連続。本当に楽しい本です。2023/02/07