ビッグコミックス<br> 血の轍(10)

個数:1
紙書籍版価格
¥770
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

ビッグコミックス
血の轍(10)

  • 著者名:押見修造【著】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 小学館(2021/01発売)
  • GWに本を読もう!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~5/6)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784098607914

ファイル: /

内容説明

ママの圧倒的抑圧から解放された靜一は1?

警察に出頭したママが逮捕され捜査が始まった。
あの日のことを実況見分で回想していた静一は、
自分が幼い頃に従兄弟のしげると同じようにママに高台から
突き落とされた衝撃の記憶が蘇るーー!

それから徐々にママの呪縛から心が解放され、
再び吹石さんと接触をはかり、安らいでいく静一。
このまま、新しい希望の日々が訪れるかと思ったとき
静一のもとへ思わぬ訪問者がーー!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

神太郎

37
母静子が逮捕され、犯罪者の子供ということで、周りからとやかく言われる描写やらなんやらは描かれるだろうなと思うも、ようやく母の呪縛から解かれていくのかという安堵もある。吹石もなんやかや静ちゃんに寄り添ってくれるようだが、共依存のような危うさも秘めている。しかし、押見さんはそこから数年後みたいにはせず、まだまだ静ちゃんに試練を与えたいようだ。しげちゃんの来訪と意味のわからぬ言動。そして、母の幻想。まるでラスボスのような母の存在。それだけ静ちゃんのなかの「ママ」は強大なのだ。もう一波乱来そうな展開!2021/06/09

Carlyuke

21
吹石さん。母親。静一はこれからどうするのか。2023/12/16

かに

19
深層心理。 ホラー中のホラー。 深層心理だと分かってないから、いきなりしげちゃんにママが憑依して、ホラー漫画に変わったのかと思った。そして、しげちゃんを突き落としてしまい、静一まで殺人犯になるのかと思った。まず、そうじゃないようで良かったが、こわい。 全否定されるというのは恐怖。だれだって肯定されたい。 吹石さんがいてよかった。どうか、ハッピーエンドであってくれ。望みがあれば、生きていける。2024/01/28

にゃむこ@読メ13年生

17
5巻までは感想登録、6~9巻の感想は書いてないが(読メをお休みしていたため)読み続けていた。 さて今巻の感想。ママの圧倒的な支配下から解放された静一が胸の内をぶちまける。吹石さんの存在が束の間の安穏をもたらすが、後半は静一の幻影によるママの支配再び。セリフが少ないだけに、描写から伝わる静一の絶望感がすごい。バッドエンドに向けてフルスロットルの感じ。2021/02/20

碧海いお

11
ここに登場をする母親は静一が見ている幻影なんだろうか?しげるも狂気じみてますし、まるでホラー漫画のように思えてきます。2024/05/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/16942017
  • ご注意事項

最近チェックした商品