ビッグコミックス<br> 血の轍(14)

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ビッグコミックス
血の轍(14)

  • 著者名:押見修造【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 小学館(2022/09発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784098614189

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内容説明

死へ向かう僕を止めたのはママだった!?

「もうこのまま…一生会わないでいいんかい?」
それは生前、父からの最期の問いだった。
逝去した父の遺骨を埋めるため久しぶりに故郷を訪れた静一。
「これで、もうこの世に何も思い残すことはない…」
そんな時、偶然にも目の前に吹石さんが現れる。

蘇る記憶と感情ーー
一瞬、時が止まり、空気は張り詰める。
静一は、己の人生を、”無事”に終わらせることができるのか!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

神太郎

29
苦しい展開が続く。ある意味で静ちゃんは壊れてしまってるんだと思うし、だからこそ何とかしないとって思ってるんだろう。ママに再会したことで、感情が溢れる静ちゃん。しかし、映し出されるママは一貫性がない。静ちゃんの見たい世界と現実が混同している。あとがきの押見さんの書きなぐった感じ。押見さんにとってもこの作品と向き合うことで自身と向き合っているということなのだろうか。色々な意味で先が見えなくなってきた。2022/10/06

Carlyuke

25
吹石さんの娘たち 静一 生きている理由がないと思う 自殺試す 母親の声 母親徘徊 警察より連絡 母親気がふれている 静子静一を認識せず 静一しげちゃんや幻想の母と話す 著者のあとがき 2023/12/18

かに

21
吹石さんと再会するもなにもなく。自殺を試みるも、母親が脳裏で囁き未遂に。そして母との再会。望んでいない再会。でも避けられない再会。まだ苦しみ続ける。年老いた母。なのに映る姿は若く、たまに少女になる。痴呆になり全て忘れてしまったかと思えば、記憶の断片はある様子。静一の頭の中の母親は今も健在。いつまでも話しかけてくる。あとがきが意味深。母親への復讐。内面の声。2024/02/03

地下鉄パミュ

9
血は永遠に縛るのか・・・この再会は辛い。解説?のような後書きも本編に輪をかけて辛い。14巻は年末に発売予定。怖いもの見たさだが、興味は確実に惹かれる。2022/10/29

オジャオジャ

8
吹石さんとの出会いもドラマチックな展開にならずあっさり過ぎ去っていき自殺しようにも見えない母の呪縛に苦しめられ逃げ場の無い静一。さらに母との再会で徐々に静一の情緒は不安定になり壊れていく。あとがきの剥き出しの支離滅裂な本音も作者が身を削って描いていることを証明している。到達点が見えない。だが読むのを止められない。間違いなく名作って奴だわこれは。2022/10/31

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