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内容説明
『骨が腐るまで』内海八重の最新禁断サスペンス!
同窓会のために母校に集まった四ノ塚小学校元6年2組の27人は、そのまま監禁された。首謀者の名は、夢崎みきお。目的は「極限状態での善性を試す」こと…。偽りの同窓会で行われる、“善悪”を暴く背徳の実験。
3日間の監禁劇は多くの死者を出しながら、ふたたびの夜を迎えた。“最後の実験”の内容は、“王様”を決めること。メンバー全員を屈服させ、服従させるための、陰湿な装置が与えられた時、その男の“善”は砕けた。絶対的な権力は、持ち主の心をこそ蝕む。いつだって、堕落には蜜の味がつきものだから──
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トラシショウ。
23
「私には・・・その器が無いって言いたかっただけ・・・権力とか・・・立場を使うには人の器が必要なのよ・そしてその器が小さければ器は壊れる・・・私は弱いからその責任を負う自信は無いわ。私は・平凡な人間なのよ・・・」。監禁された元六年二組に二日目の夜がやって来る。班に分かれそれぞれの班で「王様」を決めろ、と言うみきおの指示に従いそれぞれの「王様」を選出した彼らの中で、何かが決定的に壊れていく。先だって明かされていた「夢崎みきおの死」がここで判明。そろそろ終盤も近い筈だけどどう落とすのかな(以下コメ欄に余談)。2021/01/25
毎日が日曜日
5
★★★2021/06/12
かなっち
5
こういう状況で、理性がある方がおかしいのでしょうか…。誰が壊れてもおかしくない状況で、ターゲットにされる恐怖におののいています。救いがなくて読んでてしんどくなるのに、先が気になり中毒のように読むのをやめられません。ここに来て仕掛け人のミキオも死んじゃったようだし、この先どんな狂気が待っているのか、ドキドキが止まりませんね。2021/02/18
ぴっころ
2
長谷部とかいう新しい外道爆誕!梶原くんが可哀そうです2021/02/20
るぅ
0
長谷部こっわ(゜ロ゜)こんな風に目に見えて悪くなれるのかなー?人間ってこういう時に正常性バイアスがかかるから、「社会に戻る」前提で行動しそうだけど…。でもまあ水野の言うように大なり小なり悪い方に変わる人間といい方に変わる人間に分かれるのかもね。2021/12/19