なれの果ての僕ら(2)

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なれの果ての僕ら(2)

  • 著者名:内海八重【著】
  • 価格 ¥594(本体¥540)
  • 講談社(2020/06発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065197424

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内容説明

『骨が腐るまで』内海八重の最新禁断サスペンス!
同窓会のために母校に集まった四ノ塚小学校元6年2組の27人は、そのまま監禁された。首謀者の名は、夢崎みきお。目的は「極限状態での善性を試す」こと…。偽りの同窓会で行われる、“善悪”を暴く背徳の実験。


26人の高校生と1人の教師が監禁された。犯人・夢崎みきおによる“実験”が、人間の弱さと醜さを浮き彫りにし、命を奪う。──そして起こってしまった、仲間殺し。異常な状況に追い込まれた少年たちは、自らの手で罪を裁くことを決意する。それが、何を引き起こすのかも考えないまま。覚悟と責任を問う、戦慄のサスペンス。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

トラシショウ。

32
「気持ち良かっただろう・・・?安全圏から石を投げるのは。自分は無関係と思いながら。でも・・・そうじゃない。君は・・・無関係じゃない」。夢崎みきおによる「極限状態における人の善性」を測る「実験」は続く。日が暮れるまでに四人が死に、その内一人はクラスの中の誰かが毒殺した。喧騒を極める事態の中、かつての加害者と現在の加害者を巡り紛糾するも、梶原の提案で行われる学級裁判。そこで裁かれるのは犯した罪か、己の心の弱さなのか。イヤミステイストは益々加速。作者の主張も朧気ながら見えて来た様な。良いね(以下コメ欄に余談)。2020/06/19

リッツ

18
ゲームの進行、犠牲になっていく元クラスメイトたち。敵は一人のはずが我が身かわいさと疑心暗鬼で団結が崩れていく。彼の目的はいったいなんだ?2025/04/09

毎日が日曜日

7
★★★2021/06/12

jun200

6
心理ゲームですね、面白い 2022/07/26

チューリップ

6
しょーやんがクズすぎる。死んで欲しいわけでもないんだけどどこかで考え変わったりするのかな。極限状態で追い込まれる人間の心理が怖い。月岡さんとかちゃんと分かっていたのに行動は真逆の事するんだよなあ。その前に糾弾された委員長なんかは弱い自分を理解して行動出来ていてちょっと印象変わった。後半はみきおが手を下していない殺人が起きる。この状況で行動に移している人がいるの凄いし普通に怖い。2020/11/12

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