なれの果ての僕ら(4)

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なれの果ての僕ら(4)

  • 著者名:内海八重【著】
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 講談社(2020/10発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065210154

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内容説明

『骨が腐るまで』内海八重の最新禁断サスペンス!
同窓会のために母校に集まった四ノ塚小学校元6年2組の27人は、そのまま監禁された。首謀者の名は、夢崎みきお。目的は「極限状態での善性を試す」こと…。偽りの同窓会で行われる、“善悪”を暴く背徳の実験。


ヒトの本性をさらけ出す、おぞましい監禁劇。実験を経て、「最も不要な人間」に選ばれた罪人は、無数の傷を負いながら、激しい憎悪に突き動かされる。すべての人間を巻き込んだ凶行の果て、夢崎みきおの真の目的が語られるとき、善性を問う最大の実験が幕を開ける。“君は僕を殺せるか?”

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

トラシショウ。

23
「君は葉月さんの姿を見て何も思わなかったの?彼女は彼女なりに考え、苦渋の選択を行った・でも君は1ミリも苦しんでない、それは何故?──責任が無いからさ」。悪意は加速する。「罪人」と定められた者達と彼らの中から不要とする者を選び傷付ける「天使」とに分けられた元・六年二組のあいだに入ってしまった亀裂の隙間から、他人を要/不要と選別する理不尽な状況は無視していた、考えなくて良かった、見過ごしていた事柄を暴き出していく。起きるべくして起きてしまった悲劇の顛末が苦いけど、大分根幹に迫って来た様な(以下コメ欄に余談)。2020/10/23

かなっち

3
救いが全くないのに、続きが出ると読んでしまいます。展開が早く、犠牲者も増えているのですが、でも助かる人も分かってきて…。その明暗を分ける行動とか、とても興味深いですね。見てる分には、皆が一斉にみきおを襲ったら勝てるんじゃ…!?とか、思っちゃうんですけど(汗)。でも、彼女を殺されても傷つけられても、「復讐は何も生まない…」なんて綺麗事を言ってるのはネズの本心なのか、それとも…!?皆の怒りの中で発したこの言葉後の波紋の行方も気になるし、かなり続きが読みたくなってます。2020/11/24

毎日が日曜日

2
★★★2021/06/12

ねむたろ@積読強化月間!!

2
とにかくつらい巻だった…自分が天使側になったとしたら、どんな決断をするのだろう…(というかその前に死にそう) ここにきて1巻の最初を読み返したけど、まだこの先も人が死ぬという事実(しかもみきおが死んだ後に)が、結末が提示されてるのに予測出来なすぎてこわい…なんでこの漫画話題にならないんだろう、、、2020/10/16

ぴっころ

1
悪役が交代していくのかな2020/11/28

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