内容説明
恋する男女の駆け込み寺は、江戸を騒がす大泥棒だった!? 昼は遊び人の次郎吉、夜は義賊の“鼠”。懸命に生きる町人の幸せを守るため、今宵も江戸を駆け巡る。活劇と人情に胸震わす、シリーズ第11弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kagetrasama-aoi(葵・橘)
37
「鼠シリーズ」第十一巻。「鼠、恋路の闇を照らす」表紙絵が米原広之進さまですね。ドラマから逆輸入されたとは思えない活躍(?)ぶりですよね。今巻も小袖に助けられる場面が多々😄旗本の三男だから、小袖と夫婦になる道もあり(笑)?一方次郎吉と千草先生は進展してるような、そうでもないような。千草先生は絶対鼠小僧の正体、気付いていますよね。2024/03/16
オノなコマキ
6
11巻目、既刊の最新(といってもすでに数年…)。今回は人様の恋路に関する話が多く、次郎吉ファンとしては千草さんとの恋路はどこいってん?と若干やきもき。助けてもらった相手に懸想して、しかも既婚者だから?娘のためにあらぬ濡れ衣を着せて責任を取らせて?そのために奥さんに離縁と自害を求めるって!?何を阿保なこと言うてけつかんねん!?(▼皿▼メ)ノ 昔の金持ちはやることが狂っているわー。そこをちゃーんと?人助けの鼠様の活躍!次郎吉&千草さん、そして小袖ちゃんの行く末が気になって仕方がないので、早く新刊出して下さい!2022/10/13
titilogy1739
6
広之進さまがたくさん出てきてうれしい。小袖は本当強い!2021/04/19
あずとも
6
好きなシリーズ。展開も早くさくさくっと読める6編の話。様々な問題を抱えている小藩や大店と平和を象徴するような町人の気楽さが対照的で面白い。2020/12/26
moo
5
いつにも増してサックサク。タッキーへの脳内変換も相変わらず。2022/04/03