内容説明
本書は、『四万十川食堂』で『深夜食堂』の著者、安倍夜郎とコラボして話題となった漫画家の左古文男が、尾道ラーメンや尾道焼き(お好み焼き)、海鮮物が美味しい食事処を中心に、古刹や懐かしさが残る路地の散策コース、画になる街角など世間の耳目が集まる尾道をスミからスミまでコミック&エッセーで徹底ガイドします。
坂と路地と社寺の町、また多くの映画のロケ地として知られる尾道は、平成21年から観光客数が右肩上がりに推移して、昨年訪れた観光客数が675万人に上りました。
この観光客入り込み数は中国、四国地方ではダントツの1位で、人気と注目度の高さが伺えます。
その背景には、しまなみ海道のサイクリングが人気が上昇を続けていることに加えて、尾道水道に面した古くからの市街地が平成27年4月に「日本遺産」に認定されたことや当地グルメが豊富なことなどがあります。
そんな、溢れる観光スポットをもつ尾道で漫画家の左古文男が、定番からまだ知られていないグルメスポットで食べつくし、質感たっぷりのイラストと漫画で美味しさをお届けします。
目次
・尾道ラーメン&尾道焼き 食べ歩き
・地元民御用達&新開の呑み食い処
・鼎談 園山春二(招福絵師)×加藤慈然(妙宣寺住職)×左古文男
・猫町の風待茶房
・ねこの先生・園山春二と尾道イーハトーヴ
・画廊喫茶と尾道アート
・映画「尾道三部作」のロケ地を歩く
・尾道七佛めぐり
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
春
16
いただきもの。この世でいちばん好きな町!2020/03/02
Humbaba
4
折角旅行をしたのならB、美味しいものを食べたい、それは誰もが当たり前に望むことである。そうして多くの人が望むからこそ、美味しい店には行列ができてしまうことも多い。店によっては閉店前に品切れとなってしまうこともあるので、時間帯を考えるなどの工夫が必要である。2018/02/02
いっちょらるれ~
1
広島にいた頃はいつでも行ける感覚でほとんど行かなかった尾道。美味しいものを食べて、さんぽして、大林監督を偲んでみたいものです。2018/05/13