出版社内容情報
はっきりと確定できるストレス因子が「適応障害」の最大原因。誰もがなりうる疾患ですが、きちんと治療すれば必ず完治します。
ひとつでも当てはまる人、必読!
◇最近ストレスを感じている
(不安になる、うつっぽい、行動が変化した)
◇仕事が好き
◇義理を重んじる
◇責任感が強い
◇私の職場は、いい人から辞めていく
クヨクヨしない、へこみにくい、小さなことで不安にならない性格をつくり、「適応障害」を乗り越えるための具体的方法を解説。。
内容説明
みんなが感じていた「このツラさってなに!?」の答えが見つかる。「いい人」が苦しくなる社会をどう生きるかの処方箋。はっきりとしたストレス因子が原因の適応障害は、誰もがなりえる疾患です。
目次
序章 みんなツライ思いをしていた!
第1章 このつらさって「適応障害」だったんだ!
第2章 マジメすぎて苦しくなる本当の理由
第3章 「適応障害かも?」と思ったら
第4章 ストレスに強い「自分」の作り方
第5章 周りの人たちへ―身近な人が心の病気で苦しんでいたら
終章 新版にあたり―最近の適応障害をめぐるトピックス
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チャー
22
精神科医の著者が適応障害とストレスについて記した本。様々なストレスが存在する現代社会の中で、マジメであるがゆえにうまく力を抜くことができない症状に対してストレスにうまく対処する方法を紹介している。医師から見るとマジメすぎる人ほど危なっかしいものはないという。適応障害になりやすいのは情動の取り扱いがヘタである人が多いとのこと。自分の中の感情をうまく制御できないという意味で確かにと納得。適応をはじめから考えていない人はそうならないという言葉は印象的。何事にも頑なになりすぎず心のゆとりをもつことが肝要。2024/10/17
さなごん
10
本屋で見かけてパラパラっと眺めて即購入。うつ状態の人、周りに多いし、自分もいつなるかわからない。自分で自分をコントロールしていかなければ2020/01/05
みのにゃー
3
適応障害がどんな精神疾患なのか、わかりやすく説明。どういう症状が適応障害か。どうしてなってしまうのか(原因)。なってしまったらどうするか(対処)。ならない為には(予防)。周りにり患した人がいた時。2019/05/15
ゆうろ
2
適応障害とは何かということが分かりやすく書かれた本。ストレスへの対応についてはやや主観的な印象だが、適応障害を知るには最適な一冊だと思う。2019/05/21
MIA
1
沁みたところをピックアップ。『「立ち直らせる」より「休養」させることが大事』 『心の病気になった人がもっとも必要としているのは、周囲からの「勇気づけ」』→『「勇気づけ」というのは、主に「そのままのあなたでいい」「あなたには能力がある」「あなたは必要とされている」というOKサインを出していくこと、「今回のことが次の成長につながる」と考えて、本人の成長を見守っていく態度』2024/11/05