内容説明
江戸一番の人気者は、大泥棒゛鼠゛か、はたまた与力゛鬼万゛か。巷で話題、奉行所の名与力、゛鬼の万治郎゛。しかしその正体は、盗人よりもなお悪い!? 謎と活劇に胸躍る゛鼠゛シリーズ第10弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kagetrasama-aoi(葵・橘)
35
「鼠シリーズ」第十巻。「鼠、嘘つきは役人の始まり」米原広之進、良いキャラです。けっこう登場する場面が増えて、嬉しいです。シリーズが進むにつれて、次郎吉の人助け熱は高まるばかり!小袖の小太刀の腕前も凄みが増してきました。それに引き替え、大名を初めとして武士が情けないと言うか何と言うか。その対比が面白く、それを楽しんで読んでいます。2024/03/16
sora
5
借り本でした。なんと初めての赤川次郎さん。 あっと言う間に読み終わったかんじです。 ずっと前に、タッキーがテレビドラマで演じていたのを思い出して読みました。楽しい娯楽作ですね。 面白かったです。2021/10/11
オノなコマキ
4
10巻目。言わずもがな、面白い。今回も、だが…いつも思うことは、短編が面白い作家さんは何を読んでも大体面白い。短いながらに起承転結とドラマが織り込まれ、筋が通ったものを作り上げることができるというのはすごいと思う。ほんと、赤川さんの作品はかれこれ云十年と読んでいるが、色あせないところが素晴らしい。今回は解説もぜひとも!読んでほしい。熱い解説がたまらなく面白かった!勢いに乗って、このまま続きを読みたいと思う。2022/10/12
moo
2
相変わらずサクッと読める。眠り病の田端さん、いいキャラだった。2022/02/14
小春日和は秋
2
ちょっと久しぶりの赤川次郎さん。鼠シリーズも久しぶりです。2020/05/23