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内容説明
【声に出せない気持ちばかり、どんどんふくらんでいく。】
岸辺希、小学校教員。25歳。夫が亡くなって１年が経ちました。一緒に暮らす「夫の妹」志乃ちゃんは、最近、雰囲気が明るくなってきました。『他人だけど家族』――。そんな二人を描く、不可思議で、不器用で、そして少しだけ弱さと向き合う、日常センシティブストーリー第９巻。
(C)2020 Kuzushiro
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わたー
17
★★★★★2人とも、ちょっとずつ前に向かって行けてたのに、そのことを互いにジェラっちゃうのとか、最高にめんどくさくて最高なんだけど(語彙力崩壊)ずっと思ってきたけどやっぱり根が深い。今回の新キャラがするりとのんちゃんの側に収まったように見えるけど、依存する対象が変わっただけのような気もするし、まだまだ目が離せない。2020/12/24
にぃと
11
かわいらしい表紙と尊みの強いカバー下からの重すぎる内容。しかし一読者としてはこのヒリヒリ感を求めてるところもあるので。 前巻までで心の整理がついた？志乃ちゃんに対し相変わらず重すぎる希さん。この巻ではそんな希さんと新キャラハイジさんとの絡みが秀逸。 そして波乱の予感の次巻。展開が読めなくなってきただけに果たしてどうなるのか今から楽しみ。2021/01/03
月子
10
暗くなってきてどうするのかと思ったら、ちょっといい展開かも◎ ハイジさん素敵!2021/01/14
幸音
7
ここへ来て、希の職場以外の新しい友人ポジションとしてハイジさん登場。自分の知らない人と遊ぶ希にやきもきする志乃が新鮮。志乃に対して妹以上に依存する重さがあるのは変わらないけど、悲しみを口にするというか素直に気持ちを吐露できてないもんね。ラストでハイジさんとの逢瀬を志乃に目撃されて、ハイジを見て「お姉さん？」と対面した形で終わったので早く続き読みたい。2020/12/27
リース
6
話が進むほどに沼にはまっていく 2021/01/20
