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内容説明
【勝つも、負けるも。出会いも、別れも。さみしいだけじゃない。】
岸辺希、小学校教員。25歳。夫が亡くなって1年が過ぎ、心のどこかで避けていた現実を、認めようと決心しました。『他人だけど家族』――。そんな二人を描く、不可思議で、不器用で、そして少しだけ止まっていた歯車が動きだす、日常センシティブストーリー第13巻。
(C)2023 Kuzushiro
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わたー
13
★★★★★ようやく大志に怒りの感情をぶつけることができるようになったというのが、彼女の中でまた一つ整理がついたってことなんだろうなと思ってしみじみ。2023/10/22
にぃと
10
抱えていたものを吐き出し、ようやく少し前に進めた希さん。彼女の変化があったからか全体的には寂しさを感じながらも前を向いていける内容だったと思う。部活の引退、受験など、別れの季節、終わりに向かっていってる雰囲気があって、それがなんだか切ないような寂しいような気持ちになる。吹っ切れた志乃ちゃんの変化もいい方向だと思うし、この巻では綺麗に終わったけど次巻ではふたりの関係がどう動くのか、楽しみにしたい。2023/03/22
niz001
4
タイトロープが続くなぁ。2023/02/25
幸音
3
初めて身内以外に夫が亡くなっていることを打ち明けた希。小泉さんから聞いた小泉さんの母の再婚話で、頭に浮かぶのは希。希が自分以外の誰かを理由に家を出る可能性を考え、瞬時に嫌悪感を抱いた志乃。置いてかれる感覚を経験しているからこんなに嫌なんだ。お互いがそれぞれに対して頑張らなくていいって思ってるんだ。でも時間は平等に過ぎていくし、季節は夏で志乃にも受験という現実が迫ってくる。立花さんが初めて志乃と希の家を訪問し、大志に挨拶。それまで話題に出していても、現実味を帯びたからなのかな。ちょっとびっくり。2023/03/03
月子
3
みなとちゃん多めの巻でした。2023/04/06