中公文庫<br> 日本文学史 近代・現代篇四

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中公文庫
日本文学史 近代・現代篇四

  • 著者名:ドナルド・キーン【著】/徳岡孝夫【訳】
  • 価格 ¥1,047(本体¥952)
  • 中央公論新社(2020/11発売)
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  • ISBN:9784122055964

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内容説明

西洋文学の影響下、モダニズムが開花した。佐藤春夫、横光利一、伊藤整、堀辰雄、そして、虚無のなかに美を見つめた川端康成。そして時代は転向文学を生む。

モダニズムと外国の影響/川端康成/転向文学

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

17
モダニズムと外国の影響・川端康成・転向文学。転向文学には思いが至らなかった(プロレタリア文学からの転向)ので勉強になりました。堀辰雄や川端康成についても、それぞれの小説は読んでいるけどまとまった評論は未読だったので資料的価値があると思いました。2012/04/08

果てなき冒険たまこ

3
今回は、川端康成、転向文学(島木健作・武田麟太郎・高見順etc)、私小説(葛西善蔵・牧野信一・宇野浩二etc)、戦争文学(火野葦平・尾崎士郎etc)など。まぁ相変わらず全然読んだことがない(笑)今まで川端は読む必要ないかなとも思ってたんだけどキーン先生の紹介でちょっとだけ興味が出てきた(かもしれない)。前に読んだ梶井基次郎の檸檬なんかも心境小説として紹介されてたけどあのへんはどうも。。翻訳ものだってほとんど読めてないし日本文学も、遠い。。(´;ω;`)ウゥゥ2026/03/30

ken

3
1920年頃は革命の手段としてのプロレタリア文学とそのアンチとして芸術性を追究するモダニズム文学が登場する。この文学思潮は戦後の荒正人と中野重治との「政治と文学」論争へと繋がるもので、文学は「手段か目的か」と換言できる。また、プロレタリア作家が激しい拷問の果てに信条を捨て、その悔恨を作品へと昇華する「転向文学」が興味深い。そこには遠藤周作の「沈黙」のような激しい内面の葛藤が描かれているのだろうか。もっとも彼らは戦後間もなく左翼思想へと再び転向する強かな面を持っており、その転向も形式的と言えるかもしれないが2018/03/22

fantamys

2
戦前と戦後を結ぶ、川端を代表とする様々な作家たち2024/06/14

はなひ堂

2
転向文学という形があったのですね。中野重治や林房雄など、名前しか知らなかった彼らの詳細(?)がわかり、非常にためになる。気になるのは大正に入ってダダイズムという言葉が何度も出てきたのに、それらにはあまり触れずに話が進んでいった点。次巻以降では昭和初期の詩人の流れを何卒。2017/02/12

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