中公文庫<br> 日本文学史 近代・現代篇七

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中公文庫
日本文学史 近代・現代篇七

  • ISBN:9784122056718

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内容説明

正岡子規、与謝野晶子、北原白秋、石川啄木、斎藤茂吉らが牽引し、明治期以降、日本の伝統的な短詩型文学である短歌と俳句は新たな発展を遂げる。

短歌/俳句

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

12
短歌・俳句について。小説以外の表現方法にも関心があるので、興味深く読めた。ただ、詩歌のみで生計を立てていくというのは、とても大変そうだ。先人たちは偉大だと思う。2012/08/09

もだんたいむす

4
辛口で中々面白かった。キーン氏は俳句よりも短歌の方が好きなんだろうなと思った。★★★★★2017/03/11

もやしと食パン

1
漱石の『こころ』における部分だけ読みました。論文的な攻撃性はなく、表面的な一般論のまとめの要素が強いかもしれません。2014/11/19

Naoto Ono

1
戦後、桑原武夫が「第二芸術論」で近代俳句について論じた。15の俳句を用意して、作者の名前を伏せたまま何人かの知識人にそれらを評価してもらう。有名な俳人のものが10句、素人のものが5句。結果は混沌としたもので、俳句の客観的な評価基準は存在しない、という結論であった。ここまで凝縮された表現形態では、確かに”文学として”限界が来ても仕方がないように思う。けれども、その短さこそが、誰にでも親しめる表現形態として間口を広げていることも確かで、なくなって欲しくないなと思った。2014/08/03

みんさね 

1
近世編の和歌、俳諧よりは知った作者、歴史だったので助かりました。制限された字数での表現上、評価のあり方の難しさの記述に感心。個人的には自由律俳句、放哉、山頭火が面白いんですが、ああなってくると正に『短詩』ですね。2012/08/12

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