ちくま新書<br> 世界哲学史3 ──中世I 超越と普遍に向けて

個数:1
紙書籍版価格 ¥968
  • Kinoppy
  • Reader

ちくま新書
世界哲学史3 ──中世I 超越と普遍に向けて


ファイル: /

内容説明

7世紀から12世紀まで、ヨーロッパでいう中世の前半は地中海の古典・古代文化がヨーロッパ各地に広がり、イスラームが成立して急速な広がりを見せた。中国やインドでも高度な形而上学が発展し、日本でも空海のような宇宙規模の形而上学が構想された。民族の大移動が始まり、諸帝国が成立すると文化が特定の地域に閉じこもらず、広がりを見せていった。こうした時代の諸伝統における多様な哲学を、「超越」と「普遍」をテーマとして設定し、相互の関連を重視しつつ論じる。

目次

1 普遍と超越への知 山内志朗
2 東方神学の系譜 袴田玲
3 教父哲学と修道院 山崎裕子
4 存在の問題と中世論理学 永嶋哲也
5 自由学芸と文法学 関沢和泉
6 イスラームにおける正統と異端 菊地達也
7 ギリシア哲学の伝統と継承 周藤多紀
8 仏教・道教・儒教 志野好伸
9 インドの形而上学 片岡啓
10 日本密教の世界観 阿部龍一