新潮文庫<br> 管見妄語 知れば知るほど(新潮文庫)

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紙書籍版価格 ¥572
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新潮文庫
管見妄語 知れば知るほど(新潮文庫)

  • 著者名:藤原正彦【著】
  • 価格 ¥539(本体¥490)
  • 新潮社(2020/01発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101248189

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内容説明

郵政民営化、従軍慰安婦、英国EU離脱、トランプ報道、ショーンK……国民が知らされる情報には常に偏向がある。私達は目を凝らして実像を見抜かねばならない。護憲による弊害と改憲の難しさ、ならば第三の道があるではないか。様々な国際紛争に国連が役に立たなかった致命的な欠陥とは。本質を射貫く眼と圧倒的なロジック、豊かな情緒と滑り気味のユーモアで日本に警鐘を鳴らすのであった。(解説・助川幸逸郎)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

future4227

38
時に自虐的に、時にナルシスト的に自分を評しながら、軽妙なタッチで世相を斬る『週刊新潮』掲載の著者のコラムコーナーをまとめた本。著者らしいユーモアを混ぜながら、ズバッと言うことは言う辛口批評が昭和の頑固おやじ風で私は好きだ。あるお寺の掲示板に書かれた「これからが、これまでを決める」という言葉、いいですねー。また、統計調査で因果関係を立証することは至難で、ほとんどは相関関係なのに、多くの人は混同しているという主張には目から鱗であった。因みに藤原先生のご祖父様は戦時中に風船爆弾を作った方だったんですね。2019/10/27

活字スキー

24
自分はこれまでに、数学者でエッセイストの藤原正彦さんの著作を全然読んでないけど、世間的によく知られるのは『国家の品格』だろうか。前回帰省した際に、道中の暇潰しにでもと父から譲ってもらってそのまま積んでるうちに今年も終わりそうなので急いで読む。2016年頃の『週刊新潮』に掲載された連載コラムをまとめたもので、国内外の政治経済から卑近な日常のあれこれまで、徒然かつ明晰な筆致で綴る。なるほど、大変頭がよろしく深い見識をお持ちのようだが、全体的にウザいオヤジ臭くて、好きか嫌いかで言うと好かないタイプ。2019/12/04

mayumi

22
管見妄語シリーズ。取り上げられている時事問題は2016年度のもの。だから、藤原氏の当時の意見はその後の政局を見誤ってるなあ、と今ならば感じてしまうところも。たとえば英国のEU離脱。藤原氏は讃えているけれど、今なお英国は喧々囂々、議論の真っ最中。アメリカのトランプはロシアやらウクライナやら、疑惑だらけ。ただ、ロシアに関しては的を射ている。政治というものは、年月が経たないと判断できないものもありますね…。2019/10/13

Cinejazz

11
数学博士・藤原正彦氏が時事問題や週刊誌ネタ、私事評論を俎上に『週刊新潮』に連載された〝いぶし銀のように輝く謙遜まみれのエッセイ〟<管見妄語>の2016年版。 筆者の奥方(藤原美子さん)との掛け合い漫談のようなユーモアを交えながら、問題の本質をえぐった研ぎ澄まされた論評や歯に衣着せぬ世評に拍手喝采。片や豊かな情緒に裏打ちされた人生訓には、筆者の気取りのない繊細な優しさが垣間見えて慰められる。2021/09/10

まりにゃ

9
管見妄語シリーズ第7巻。相変わらず古今東西・森羅万象に関する洞察が鋭く、視心が温かく、切り口は容赦なく正鵠を射て、大好きだ。しかも本書は、いつもよりユーモアや叙情が多めで、豊熟した人間性が感じられ、シリーズで一番好きかも知れない。私には、これくらいのバランスが最も心地よい。解説の日本文学教授が言うように、(文学的に過小評価されがちだけれども)藤原正彦こそ小林秀雄の後継者だと、私も思っている。2.5枚目、最高!2019/11/30

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