文春文庫<br> 縮尻鏡三郎 美女二万両強奪のからくり

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文春文庫
縮尻鏡三郎 美女二万両強奪のからくり

  • 著者名:佐藤雅美【著】
  • 価格 ¥764(本体¥695)
  • 文藝春秋(2019/09発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167913489

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内容説明

町会所から千両箱が消えた!
前代未聞の事件は幕閣の醜聞に発展する。

捕縛したものを取り調べる仮牢兼調所「大番屋」の元締を勤める鏡三郎が今回遭遇する事件は、町会所の押し込み強盗。
町会所とは幕府が貧困や災害時の救恤のため民間に設けさせた機関で、そこから二万両が奪われたという。
鏡三郎らは犯人の行方を追うが、事件は幕閣が震撼するスキャンダルへと意外な展開を見せて……。


殺される証人、予測不能な展開。狡猾な事件の黒幕に迫れるか。
冷酷非道な悪に立ち向かう同心の決死の闘い。

※この電子書籍は2016年3月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

51
面白かったです。町会所から盗まれた二万両を取り戻すべく走り回るのですが、意外な展開へと導かれていくのに引き込まれました。今回は鏡三郎の出番は少なく、梶川が主役と言ってもいいと思います。2020/12/12

蕭白

9
なかなか読みごたえがありました。惜しむらくは鏡三郎さんがあまり登場しなかったことです。2020/07/10

ジュール

8
今回は鏡三郎さんほとんど出番なし。同心の梶川が主役。二万両強奪の犯人を細い糸から手繰り寄せていく。結構面白かった。2020/06/19

sai

4
3年半前に単行本で読んでたのをスッカリ忘れてた…そして皆さんのレビューで佐藤さんがお亡くなりになってたことを知りショック~((+_+)) 寂しいなぁ~2019/12/25

ろかす

1
江戸の風俗を細かく著してなお、人情の機微に迫る先生の作風 いつも楽しみにしておりました。 今作も武家と町人 そして色と金江戸を堪能できる一作でした。ご冥福をお祈りいたします。2020/03/25

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