猫絵十兵衛 ～御伽草紙～（20）

著者名：永尾まる

少年画報社（2019/02発売）

• ISBN：9784785963781

内容説明

鼠除け猫絵を描く絵師・十兵衛と人間語を解する不思議な力を持つ猫又・ニタの名コンビが織りなすにゃんとも粋な猫情話最新刊！今回も十兵衛たちを囲む人々今回も事治めの話や、十兵衛の幼年時代の話など盛りだくさん！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[しましまこ]

健気で可愛い真葛ちゃん！猫と狐に猫と龍、カジカガエルと猫。笑えるちゃっかり温泉猫。猫王様もケットシーもチョロいんだが素敵なもふ！今回も大満足。

2019/02/16

[本木英朗]

十兵衛がまだ幼いころ、十弦師匠と次郎稲荷に行ったときの話。そこで出会ったのは、猫と狐の夫婦だった……と思っていたその瞬間、堂守の熊五郎がやってきて、尻をひっ叩いてやると言った……という「初午猫の巻」を始めいろいろある20巻でありました。みんなよかったです、ハイ。ではでは、また21巻でお会いしましょう。

2023/08/03

[書の旅人]

春からの活動に向けて、あれこれ考えている日々ですが、トンボだけじゃなく、カエルも集う池にしたくなりました。 今年の７月７日は、日曜日！前日から飾りつけをして、夜は手作りの灯篭を灯して、大人も、子どももみんなで宴を楽しむ企画してみますか。

2019/02/13

[hallelujah]

19巻読んでないのに気がつかず先に20巻を読んでしまった。今回は過去話のキャラクターがたくさん出てきた印象。でもどの巻で出てきたか注釈があって、今度読み直す際には参考にできるので安心！／無口、無愛想だけど心優しい権三が引きこもりになったお話、悪事のメモを取って疫病神に届けてしまう１つ目の訪問、西浦さんの災難な一日、十兵衛の幼少期お狐様と猫のお話、信夫ちゃんが彫った木彫りの猫が鯉を生け捕りしちゃう原因解明のお話、尻尾踏まれて行方不明になった赤福ちゃんの反逆のお話、カエルの鳴き声がする掛け軸のお話

2019/04/27

[春木]

水も滴るいい男な十兵衛さん。猫と狐の話が好き。狐が猫に化け方を教える、というような話もなにかにあったような。狐と猫は関わりが深いのです。縹のお兄ちゃんの傘が可愛い…なんだかんだで日本が気に入っているお兄ちゃんご一行。

2019/02/18