猫絵十兵衛 ~御伽草紙~(2)

個数:1
紙書籍版価格
¥660
  • 電子書籍

猫絵十兵衛 ~御伽草紙~(2)

  • 著者名:永尾まる
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 少年画報社(2012/07発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784785932237

ファイル: /

内容説明

てぇへんだぁ! てぇへんだぁ!江戸の町で大量のネズミが発生した…! 猫が空飛んだ…! 化け物が現れた…!!十兵衛さん、出番ですぜぇ!!」鼠除けの「猫絵」を描く絵師・十兵衛と、人語を話す怪猫・ニタの大江戸「猫」情咄…大好評に応えて、第二幕が開幕!!猫づくしあり、笑いあり、人情涙あり、活劇あり、怪異ありの猫ワンダーランドがいっぱいに拡がります。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

辺辺

47
積本崩し。猫絵師と猫又がいろんな「人と猫との縁」を繋いでいくお伽話。第二巻。恋の取り持ちをする猫、猫嫌いに助けられ懐く猫、弟子兄弟の仲違いを解す猫、蜆売りに礼返しする猫、和尚を命懸けで助ける猫、・・・どれもメインは「人間と猫の絆」を切なくも温かく描いている。そのなか、陰でさり気なく手助けする主人公たち。心が暖まるええ話やな(褒)。個人的に、腹の底が見えないが、とっても懐が深い猫又のニタが一番いい味を出していて、特にお気に入り。続き、早くも楽しみ。2016/02/02

ヒロ@いつも心に太陽を!

37
1巻は最初からちょっと泣いた。2巻は最後の最後で大泣きした。『縹(はなだ)色の猫の巻』はいけないね。鼻水が止まらないじゃあないか。「わしはなぁ。縹と出会って気がついたものがあるぞ。『愛しい』と言う気持ちは年も重ねれば重ねるほど心の中に厚く深く降り積もってもっと大きな愛しさになるものだとな。わしもまだまだ修行不足だ」(第十二話より)あらやだ、また目から塩水が・・・(;´д`)2010/08/17

つばめ

34
シリーズ二巻目。ほっこりする。縹と和尚さんのお話いいなあ。西浦さん、見た目からもっとクールな人かと思ってたんだけど、中々愛嬌のあるデカいわんこって感じ!2022/08/16

まるる

29
安定の涙ボロボロですよ。特に縹の話は読み終わった後、立て続けに二回読み直してまた泣いたってゆーね。2014/04/15

exsoy

26
1巻よりも更にいい話が多くて嬉しい!特に縹の話は涙目で読んでた。2013/02/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/570318
  • ご注意事項