講談社文庫<br> 大江戸閻魔帳

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講談社文庫
大江戸閻魔帳

  • 著者名:藤井邦夫【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 講談社(2019/01発売)
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  • ISBN:9784065143452

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内容説明

蔦屋重三郎の娘から、店に持ち込まれた写楽の大首絵の真贋を確かめたいと相談を受けた若き戯作者、青山麟太郎。落款がないだけで、出来はすこぶるよい。だが持ち込んだ御家人は、自宅で殺されていた。臨時廻り同心や岡っ引と知り合い、麟太郎は次々と事件に巻き込まれていく。麟太郎を見守る南町奉行・根岸肥前守との拘わりは? 大江戸の「探偵」は、非道は許さないが、人を救う優しさがある。人情味あふれる事件帖!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とし

88
大江戸閻魔帳1巻。新シリーズですね、主人公は浪人戯作者閻魔堂赤鬼(青山麟太郎)麟太郎と下っ引の亀吉コンビで様々な事件に関わり解決した事件を戯作にする、又後ろ盾には南町奉行根岸肥前守が。テンポが速く面白いですね。地本問屋「蔦屋」の2代目蔦と麟太郎の関係もどうなるのか楽しみですね。2019/03/28

ともくん

37
かなり軽めの捕物帖。 軽すぎる印象。 時代小説なのに、現代小説を読んでいるように感じる。 それが、良い事なのか悪い事なのか…… そして、表現の重複が多いことに本当に閉口した。 シリーズ物なのだが、以降は読まないと思う。2022/06/06

真理そら

26
浪人・青山麟太郎(戯作者・閻魔堂赤鬼)が大江戸閻魔帳というシリーズ物?の戯作を蔦屋から出版している、という設定。その戯作のもとになるような事件に巻き込まれ南町奉行所とかかわっていく。この時の南町奉行は根岸肥前守。麟太郎こと赤鬼wと肥前守がどういう関わりがあるのか…。浪人なのに「さあて、どうする…」とか考え込むし、鳥鍋は食べるし、知らん顔もするし、なんとなく嬉しい作品。たぶんシリーズものになるんだろうなあ。二代目蔦屋重三郎のお蔦さんもいい味出してる。2019/02/04

Totchang

12
浪人の背景に有力者がいるという設定は「風の市兵衛」と同じですね。超階級世界であるこの時代にあって、探偵として物事の解決をつけるにしても大きな後ろ盾が必要であったわけです。戯作者であり探偵としても活躍する本名青山麟太郎がいかにして浪人の生活をするに至ったのかは未だ明らかにされませんが、後ろ盾については少しずつ明らかになりつつあります。戯作者は出版社と密な関係にあるわけですが、それが「蔦屋」。なんと二代目の旦那は・・・。続きが楽しみです。2019/06/15

kei302

11
何やらウラのありそうな浪人の戯作者:麟太郎、二代目蔦屋:お蔦など、登場人物の設定は面白いが、後ろ盾かぁ...。散文ふうで軽く読める。 2019/06/23

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