講談社文庫<br> 渡世人 大江戸閻魔帳(三)

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講談社文庫
渡世人 大江戸閻魔帳(三)

  • 著者名:藤井邦夫【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 講談社(2019/10発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065176344

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内容説明

汐見橋袂に佇む、旅姿の渡世人を不審に思った閻魔堂赤鬼こと、戯作者の青山麟太郎。男は、沼津藩の家臣を殺して手配中の凶状持、平蜘蛛の平七だった。早速、茶道具屋の番頭に聞き込みをした麟太郎は、その態度に違和感を覚える。幼馴染を想うがゆえの執念に、六年前の殺しの真相は覆るのか?<文庫書下ろし>祝・日本歴史時代作家協会賞受賞!円熟の人気作家、シリーズ最新作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やま

88
大江戸閻魔帳3作目  2019.10発行。字の大きさは…中。 藤井邦夫さんの本は、読みだすと藤井さんの世界へ、すぅ~っと入っていくような安心感がある。 短編4話からなっている。 物語は、南町奉行・根岸肥前守の孫である戯作者閻魔堂赤鬼・青山麟太郎が活躍し、その脇を地本問屋・蔦屋の二代目お蔦がかためます。2019/11/11

とし

85
大江戸閻魔帳「渡世人」3巻。事件には首を突っ込むが本は売れない戯作者根岸肥前守の孫青山麟太郎、蔦さん、八兵衛、辰五郎、亀吉が脇で支えて安定感抜群の4話でした。2019/11/18

真理そら

44
一行目を目にしたとたん「ああ藤井作品だなあ」というこの安心感。表題作も「絵草紙」も読み終えてほっとする優しさがある。2019/10/17

goodchoice

2
閻魔帳シリーズ第3作。焔魔堂赤鬼のやや頼りなさが筋立てを引き立てる。次作も期待。2020/01/01

ぴーた

0
麟太郎こと閻魔堂赤鬼が活躍するシリーズ三作目。幼なじみを守るために渡世人になった若者とのラブストーリーは爽やかでいいお話しでした。後味スッキリ系のストーリーは、藤井さんならではです!

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