集英社コバルト文庫<br> 伯爵と妖精 真実の樹下で約束を

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集英社コバルト文庫
伯爵と妖精 真実の樹下で約束を

  • ISBN:9784086015653

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内容説明

テランの手を逃れ、再び一緒に妖精国(イブラゼル)を目指し始めたリディアとエドガー。時折自分のなかで暴れ出すプリンスを意志の力で抑えようと苦しむエドガーを、リディアは傍で必死に支える。スワンの船を降りボートに乗り込んだリディアたちは、カテーナの道しるべを目印に妖精国へと漕ぎ出す。そして念願だった妖精国上陸を遂に果たすのだが、青騎士伯爵が不在だった妖精国は崩壊の危機にあって!? ※あとがきは収録されていません。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひめありす@灯れ松明の火

44
場面も場所もざくざく変わっていくので、追い付くのに必死な物語でした。エドガーとリディアの夫婦も柔軟で、ここからどうなるのか大変心配。ですが、今回は何と言ってもポールとロダのカップルがやっとくっついたところ。妙に女の子らしいロダが可愛いです。リディアと二人の女の子トークが特にこちらも照れてしまうくらいに可愛らしい。そしてレイヴンとニコとケリーの微妙すぎる三角関係が美味しい。ニコさんもふもふは私もしたーい、ってなりました。そして、ユリシスとジミーの主従愛にほんのり涙。君らは、馬鹿だけど莫迦じゃなかったんだね。2012/04/08

しゅわ

35
【図書館】ふたたび一緒に妖精国を目指すようになった二人の姿が嬉しいシリーズ第26作目。ようやく上陸した妖精国は大変なコトになっていて、預言者・ダネルと伯爵家の末裔・ユリシスの方もゴチャゴチャ…もうどうなるのか!?目が離せなくて一気読み。愛犬家としてはジミーにウルウルでした。ロタがかっこよくて、可愛すぎて…惚れます♪ それにしても、エドガーの決断は…本当にそれしかないのか? 単なる時間稼ぎに意味があるのか? これからの波乱を予感しつつ、いろいろ納得がゆかないでモヤモヤしっぱなしでした。2016/10/27

ミホ

32
伯爵と妖精シリーズ26冊目。とうとう目指すべき妖精国に辿り着いたが、ここまで来るのにかなりの苦難を強いられてきて、これからもまた苦難だらけそうな伏線の展開に。そして恋愛面ではたまに見かけるストーリー軸が始まりそうだが、さてエドガーは一体どうなるのでしょう。長く伯爵不在の妖精国は崩壊著しく、いやこれ今迄よくこんな禍々しいもの抱えて生命が存続してたなぁ、と達観した程ではありますが、復活の兆しがあると良いな…。今回の主要となった人物にはちょっと悲しいものがありました、なんだか切ない。2019/10/22

ダージリン

31
妖精国につけば何とかなると思ってたけど、考えが甘かった。エドガーがプリンスの記憶に浸食されつつも、リディアの支えで何とかしばらくの時間稼ぎになったものの代償が! 二人の関係がある意味、一からかと思うとめまいがします(笑)。そんなことないよね~。ユリシスとジミーには、涙が・・・。2011/10/12

さなだ

13
ついに妖精国へ到着!ポールロタがよい感じに。ああ、レイヴンが本懐を遂げましたね(ニコを抱きしめる)!フランシスの軽口とか、レイヴンケリーのやりとりとか、ホッと一息つける。エドガーは記憶なくなるのか…。これからまたつらい展開になりそうですが、二人の熱い愛の絆で乗り越えてくれるはず! ユリシスが、ああいう風になるとはな(T-T)。ダネルどうなったかな。2011/10/02

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