集英社コバルト文庫<br> 伯爵と妖精 愛の輝石を忘れないで

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集英社コバルト文庫
伯爵と妖精 愛の輝石を忘れないで

  • ISBN:9784086014717

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内容説明

プリンスの組織からリディアを護るため、そして二人の将来のため、決死の覚悟とともにリディアと離ればなれになることにしたエドガー。アーミンとともに組織に入りこみ、プリンスになったふりをするのだが……。一方、リディアはフランシスや仲間たちとともに妖精国(イブラゼル)に向かう船に乗り込むのだが、船には危険すぎる罠が仕掛けてあって!? 信じる気持ちは永遠に不滅! 二人の愛に奇跡が起こる! ※あとがきは収録されていません。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ミホ

38
伯爵と妖精シリーズ23冊目。前のオチからどんな展開へか気になって早めに読みまして、結果又次に持ち越して新たな気になるを植え付けられたという。もう後半は突入しているはずですし、シリーズ早めに完読しなくてはいけないのかもしれない。むしろ何年かかっているのだ私。今回は回想多めですが、なんだかお二人の仲は近くに感じました。貴族階級にも色々ありますが、増して妖精国だもの、毎度新しいものを手に入れているし、新キャラもでるしでやはり結末に向かうためにぎゅぎゅっと詰め込んできているのか。悲しい事が起こらないといいのだが。2019/07/17

しゅわ

37
【図書館】組織を破滅に導き、プリンスの記憶を消し去るため…決死の覚悟で組織に入り込んだエドガー。彼がいなくても青騎士伯爵夫人として仲間を率いて妖精精国へ船出しなくてはいけないリディア…と離ればなれの二人が切ないシリーズ第23作目。いままでどれだけエドガーに頼って、守られていたかを実感しつつ 伯爵夫人としての責務を自覚しがんばるリディアの健気な姿にウルウル。そして…本編とはあまり関係ないですが…女王陛下、かっこいいっ。このおば様、侮れません。2016/10/25

ダージリン

19
離ればなれの時の方が愛が深まっている!ような(笑)。回想シーンや子犬にじーんとしつつ、これからのエドガーには胸が痛みます。早くハッピーエンドが見たい~。2010/12/13

megu

16
再読。決死の覚悟の末、アーミンとともに組織に入り込み、プリンスになったふりをするエドガー。そして、年に一度の機会、春分の日を過ぎた満月の夜に、仲間たちとともに妖精国に向かう船に乗り込むリディア。離ればなれになってしまったエドガーとリディアだけれど、二人の思い出の幸福の象徴が、再会を手伝ってくれる。深い思いやりで、仲間たちを守るリディア。立派な伯爵夫人になったなぁ。今後の展開が、ますます楽しみ。2022/08/03

氷風

13
勝手に今回は短編かぁって甘い話を期待していたら。・・・まさかの本編の思いっきりシリアスな空気でした。でも私何を思ったのかユリシスが意外と好きだなぁって。いや。悪い奴ですよ。悪い奴だけどどうも憎めないというか。このキャラいいかもって今作にちょっと思ったり。にしても誰が偽物かわからないというのは疑心暗鬼。殺し合いにはさすがにならないけど、仲間であろうと信じられない。そこを無条件に信じようとするのがやっぱりリディアです。ところでふと思ったんですけど。熱した鉄靴履かせるってグリム童話にありましたよね?2012/02/29

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