集英社コバルト文庫 伯爵と妖精 誓いのキスを夜明けまでに

著者名：谷瑞恵【著】/高星麻子【イラストレーター】

集英社（2018/12発売）

• ISBN：9784086012249

内容説明

リディアがオーロラの妖精（フィル・チリース）の刃の魔力によって受けた傷を治すためには、エドガーから離れ、マッキール家の島に３年間暮らさなければならない…。傷を治す秘薬を手に入れようと、エドガーは危険を承知であるじの眠る島に近づく。離ればなれになった二人は互いを求め合い、夢の世界へと導かれるのだが。こんなにあなたのことが好きだったなんて…！　高まる気持ちと残酷な現実のはざまで二人は!?　※あとがきは収録されていません。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[しゅわ]

【図書館】あの続きが知りたくて徹夜して続けて読んだシリーズ第16作目。フィル・チーリスの刃の傷を治すため療養中のリディアと、彼女のために秘薬を手に入れようとするエドガー。離れてもお互いのことを思う姿が切なく、夢での逢瀬に思わずうるうる。本当にリディアを守るために…とエドガーがした決意が今後にどう影響するのか！？　アーミンの意図と預言者の行方…気になることだらけだけど　とりあえずいろいろ落ち着いて良かった♪　ニコー、レイヴンー、ポール、ロタ、そしてケルピー…とそれぞれの絆も光る一冊でした。

2016/10/18

[やまこ]

伯爵と妖精シリーズ第16巻。リディアとエドガーがリディアが離ればなれに。エドガーにはレイブンしかいなかったのに、ロタとポールが友人として参戦するのが感動(でもロタは多分リディアの為)しかもレイブンがエドガーの意志に反しまくりで保護者的に見守る私もほっこり。ケルピーはなんだか人間くさくなってきて、多分ニコにケルピーくさいと言われない日々も近いのでは。将来ケルピーともニコやレイブンと奇妙な友人関係を結んで欲しい。めでたしめでたしと言いたい所だが、これで折り返し地点的な巻数なのでまだまだ波乱はあるんだろうな…

2018/05/02

[咲穗]

オーロラの妖精に受けた傷により離ればなれを余儀なくされたリディアとエドガー。 プリンスの記憶に手を出そうとするエドガーにリディアは… とりあえず問題が1つ解決！

2022/07/16

[みぃー]

エドガーがロンドンに帰らずリディアのために動き回ってくれていて良かった。離れ離れになっても夢の中で会ってる二人の結びつきって凄い。そしてお互いの気持ちを分かり合い、その様に行動出来るって凄い。リディアを守るためにがむしゃらに突き進むだけではダメだと気付いたエドガー。彼の口から「婚約を解消する。」との言葉。痛すぎる(泣)。でもでも！最後の最後にリディアを手放せなかったエドガーに涙。ニコにも感謝。良かった(泣)

2013/05/11

[べべっち]

ニコ、おかえり～(*^▽^*)何だかケルピーがすっかりいい人(？)になってますね…

2015/07/09