内容説明
数々の障壁を乗り越えて、やっと結婚式を迎えることとなった妖精博士(フェアリードクター)のリディアと妖精国伯爵(アール・オブ・イブラゼル)エドガー。歴代の青騎士伯爵の結婚式に必ず招待しなければならないという5人の妖精から祝福を受けたが、実は6人目の妖精がいて、「結婚式など台無しにしてやる!」と宣言されて!? 昔、エドガーと何かあったらしい少女も現れて、雲ゆきはどんどん妖しくなり…。二人の結婚式、何かが起こる!? ※あとがきは収録されていません。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゅわ
33
【図書館】大波乱がようやく落ち着いた後のシリーズ第17作目…表紙やタイトルからして感慨深い…いよいよ二人の結婚式です♪とはいえ、すんなり式が始まるわけではなく、エドガーに思いを寄せる女の子はわいてくるし、あいかわらず妖精がらみのドタバタ持ち上がるし、何やら陰謀に巻き込まれて朱い月のスレイドさんは警察に捕まっちゃうし…いろいろ大変そうです。リディアに「面倒」と言われて落ち込むエドガーが可愛すぎ。そして、融通がきかず翌日になっても“その時”を待ち続ける6人目が憎めなくて、あの失言もわざとなんだろうなぁ。2016/10/22
やまこ
18
伯爵と妖精シリーズ第17巻。題名通りエドガーとリディアの結婚式です。妖精たちに邪魔されるのは妖精国伯爵としてしょうがないではないでしょうか。まぁ女が邪魔してくるのはタラシエドガーとしてはスタンダードでしょう。ケルピーも珍しく意地悪ケルピーでによによしちゃいます。不穏な終わりで気になりますがひとまず良かったね!2018/05/11
みぃー
17
表紙がとーっても素敵!結婚式のシーンを読みつつ表紙を眺めニマニマ。今まで色々あったけど、やっと結婚出来て良かった。それにしても今まで散々我慢してきたエドガーがお預けを食らって不機嫌になる様が何とも言えなかった(笑)。次の日の「もう火がついてしまった」には赤面///2013/05/11
咲穗
10
ついに結婚式を迎えたリディアとエドガー。 しかしその当日に新たな問題が勃発して… この2人、相変わらずですがとりあえず収まるところに収まった! よかったε-(´∀`;)ホッ2022/08/04
岬
10
やっと一段落して、さあ平和に結婚式だ!と思っても、そうはいかないんですよね。お互いのために尽くそうとする二人が愛おしくてしょうがありません。2013/06/23