講談社文庫<br> 呉越春秋 湖底の城 七

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講談社文庫
呉越春秋 湖底の城 七

  • 著者名:宮城谷昌光【著】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 講談社(2018/09発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
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  • ISBN:9784065129760

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内容説明

楚の出身である范蠡(はんれい)は十二歳の時、家族と住居を盗賊の襲撃により失った。奇跡的に難を逃れた彼は、父の親族がいる越の会稽へ移り住み、賢者・計然のもとで学ぶ。ここで親友の種(しょう・後の大夫種)と出会い、優秀な二人は二十代半ばにして太子・句践(こうせん)の側近に抜擢される。やがて、越に呉が攻め入ると、范蠡は策略をめぐらし越を救う存在となるのだった。謎多き忠臣を活写する中国大河歴史ロマン第7弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

101
このシリーズも忘れてしまっています。伍子胥の篇が終わって、宮城谷さんが本当は最初に書きたかった范蠡の話になりました。幼少のころから書いていて、有名な西施も生まれた頃の話が出てきます。ただやはり読んでいて1年に1作読むのではなく、すべて(全9巻でハードカバーでは終了)出た時点でまとめて読む方がいいと感じています。2019/01/25

Tomoichi

19
呉王闔廬が越との戦いのでの怪我が元で薨去す。越王勾践の元、范蠡が頭角を現す。2020/01/25

ひ ろ

19
★★★★☆ 恩義ある 越 を守ろうとする范蠡がこの巻の主人公。それに対し、敵対する 呉 をここまで支え育ててきた伍子胥。うわわ、どうしよ。どちらも応援したくなるではないか。決戦が迫る中、激しい諜報戦が繰り広げられる。 早く八巻が読みたい!2018/10/08

しんすけ

16
主役が伍子胥から范蠡に代わる。伍子胥は呉の、范蠡は越の重臣である。 互いに敵同士であるが、根本には孫武が存在している。ただし范蠡が孫武の偉大さを知るのはかなり遅れてであった。孫武が敵国呉の将軍だったことから敬遠していたようだ。 范蠡の上司に当たる胥扞が『孫子』を読んでいることを不思議に思った范蠡だったが、薦められて読むとその抽象性に驚かされる。そして戦とは勝つことを確実にして行うものであることを実感する。2020/11/22

Book Lover Mr.Garakuta

16
病院待ち時間中読了。速読。物語もある意味佳境に入り面白い。今回も、愉しめました。ありがとうございました。2020/11/09

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