講談社文庫<br> 呉越春秋 湖底の城 一

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講談社文庫
呉越春秋 湖底の城 一

  • 著者名:宮城谷昌光【著】
  • 価格 ¥704(本体¥640)
  • 講談社(2013/08発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062776035

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内容説明

春秋時代末期の揚子江流域で覇権を争う呉と越。越王勾践に覇を唱えさせた名将・范蠡(はんれい)の類稀な生涯を壮大なスケールで描く。春秋時代後期に覇権を争う、楚、呉、越。楚の人、伍子胥は堂々たる体躯で将来を嘱望される青年。伍子胥は、呉との国境近くの邑・棠を治める兄・伍尚を助けるため船に乗り、江水を往く。「人材こそ国と家の宝だ」伍子胥は、地位や身分を越えてさまざまな人と出会い、歩むべき道を探る。(講談社文庫)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

遥かなる想い

163
宮城谷昌光が描く呉越の 物語。中国春秋時代の 後期の呉の伍子胥を軸に 呉越の時代が甦る。 一巻はまだ伍子胥が楚に 仕える時代。ここからどう 物語を展開させていくのか、楽しみである。 2014/10/28

KAZOO

98
まだ全巻完結していないと思われますが、文庫本になりつつあるので読み始めました。昔の宮城谷さんの作品に比べると読んでいて何か余裕のようなものが登場人物にも感じられるようになりました。また物語にも膨らみを感じる気がしています。伍子胥というあまりなじみのない登場人物ですが、結構面白い人物のようでこれからが楽しみです。2015/09/17

つねじろう

44
「澄んだ水である。」この書き出し一行でもうその世界に入る事が出来る。それほど親和性のある宮城谷昌光。場所は中国、時代は群雄割拠の春秋戦国時代。どう?もうワクワクするでしょ。「死者に鞭打つ」や「臥薪嘗胆」を産んだ楚、呉、越。呉王夫差に越王勾践、伍子胥に孫子に范蠡。もうこの辺の名前が並んだだけで血で血を洗う争いや権謀術数を駆使した陰謀や裏切りの匂いがプンプンしてくる。そうもう少しこの作品が早く世に出てくれてたら高校時代の漢文ももっと楽しく過ごせてあんな成績取らなくて済んだかもしれなかった。では始まり始まり〜!2016/06/10

Haru

28
「劉邦」で宮城谷さんが面白いと気付き、「草原の風」を読み始めたのですが、光武帝劉秀の話なので、劉邦とごっちゃになってきたので(笑)こちらにスイッチ。「澄んだ水である。」で始まる物語は、大好きな北方さんを思わせて、もう最初からわくわく。楚の重臣の次男坊。聡明で落ち着いた性格ながら、不条理には果敢に立ち向かい、豪放なところもある。気楽な立場故の将来の不安を持ちながらも父や兄を補佐し、盟友を増やしていく過程に今後が楽しみです。2018/08/04

Tomoichi

23
伍子胥の物語、始まる。宮城谷さんは読ませるね、毎回。次巻が楽しみ。2019/08/22

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