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内容説明
新聞配達で生計を立てている売れない同人作家・横井の家へ、鳥取から突然やってきたのは「ファンだ」という少女・斉藤さん。彼女は見ているもの・感じている事・考えやこだわりが、他の人と違っていて……。これはそんな「生きづらい」ふたりが一緒に暮らして、居場所を探す、日々の記録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
manamuse
16
アスペルガーという言葉はまだ出てこないがカノジョは重度のアスペルだ。ただ、漫画家の横井さんがとても理解のある人で優しいから救われる。2巻も出ているので探しに…買うのはアスペル・カノジョの2巻だけね!笑2018/12/10
流之助
11
私も精神疾患持ちだからよく分かるし、それでもこういう風に汲み取れる人なんているのか?とかも思っている。そしてふわっとして意識が無くなっていつの間にか、というあの感覚は分かる。2020/05/20
fumikaze
11
意外と面白かったかも。アスペルガー関連の漫画はつい手にとってしまう。しかし、突然訪ねてきてそのまま居座られてしまうなんて大変だ(笑)2018/11/10
gelatin
11
★★★ この漫画、凄惨な過去は窺わせるものの、全体的に登場人物の懊悩が見えにくく、でも必死な感じだけが伝わってくることそのものが、アスペルガーの人達と接した時の印象に似ている。苦しんでいる人がいたら出来るなら助けたい。でもその方法がなかなかわからなくて手探り。「え、なんで今?」とか「あっ、そっちかー!」という行き違いもしょっちゅうだ。それでもわかりあいたいと互いに伝え続ける。伝わるまで。障害理解とか多様性とか共生とかいうんでなくて人と繋がるのってそういうことなんじゃないでしょーか。2018/07/13
ささやか@ケチャップマン
8
ざっくり言うと好きな同人作家の自宅に女性が押しかけてくる話なのだが、この漫画の主軸としては、いわゆる精神障害を抱える人の世界の捉え方を一般人にわかるように物語化していることにある。読んで損はない、と思う。2019/02/26